生理痛に耐えるべからず
三ノ宮駅前レディースクリニック院長 山下 衣里子です。
・生理痛の統計

ある統計で、全女性の1/3が痛み止めを必要とするほどの生理痛を感じ、そのうち、1/4が子宮内膜症を有する。
子宮内膜症をもつ方のうち9割は痛み止めが必須である。
全女性のうち1/10が不妊症を有し、不妊症患者のうち30-50%が子宮内膜症を有する、と示されています。
・生理痛の種類

生理痛には子宮内膜症などの病気が起因する器質性月経困難症と、診察上は明らかな病気はないけれども子宮の動きにより痛みが生じる機能性月経困難症の二つに分かれます。
年齢が上がるほどに前者の割合が増えてきます。
器質性月経困難症は状態によっては最終手術加療などを要するものもあります。
・生理痛は当たり前じゃない

生理痛は痛いもの、毎月絶えないといけないもの、では決してありません。
生理に伴う痛みを当たり前のものとは思わず、耐えず、なんとかしてほしいと病院に相談にいく
この考えと一歩がとても大切です。
生理痛は今の一時自分が我慢すればすむ問題ではありません。
痛みの原因をしり、その適切な対処をし、今の一時も楽になることが、しいては将来の妊活時のトラブル回避につながります。
ぜひみなさん我慢せず、生理に振り回されるでなく、生理を制し快適な日常を送って、未来の自分の人生も切り開いていっていただけたらと思います。
みなさまの人生を支える医療を、スタッフ一同お待ちしています。