三ノ宮駅前レディースクリニック

ミレーナについて

ミレーナについて

ミレーナとは

ミレーナは、「T字型」の小さな器具を子宮内に装着することで効果を発揮するホルモン付加型の子宮内避妊システム(IUS)です。

一般的には避妊目的で知られていますが、近年では生理に関する悩みの改善にも効果が期待できることから注目されています。

装着されたミレーナからは、女性ホルモンの一種である黄体ホルモン(レボノルゲストレル)が少量ずつ持続的に子宮内に放出されます。

これにより子宮内膜の厚みが抑えられ、月経の量が減り、痛みが軽くなるといった変化が期待できます。

日本では2007年に避妊具として承認されており、月経過多や月経困難症の治療目的で使われる場合は保険適用になることもあり、挿入を希望される方が近年多くなってきております。

ミレーナとは

ミレーナに期待される効果

ミレーナは避妊だけでなく、生理に関するトラブルの改善にも幅広く使われています。

月経過多の軽減

子宮内膜の厚みを抑える作用によって、経血の量が大幅に減ることが報告されています。
日常生活に支障が出るほどの出血量があった方でも、ミレーナの装着後には「ナプキンの使用量が減った」「外出が不安でなくなった」といった実感を持たれる方が増えております。

生理痛の緩和(月経困難症)

黄体ホルモンの働きによって子宮内膜の炎症や収縮が抑えられるため、生理痛が軽くなることが期待されます。
鎮痛剤を毎回使っていた方でも、服薬の回数が減ったという声もあります。

生理の負担を減らし、生活の質を向上

経血の量や痛みがコントロールされることで、毎月の生理が「苦痛」から「自然なサイクル」に変わり、仕事や家事・育児への支障が軽くなる方も多くいらっしゃいます。

ミレーナの仕組み

ミレーナは、T字型の柔らかいプラスチック製の器具で、子宮内に装着して使用します。
装着されたミレーナからは、ごく少量の黄体ホルモンが持続的に放出され、次のような仕組みで作用します。

  • 子宮内膜の増殖を抑え、経血量を減らす
  • 子宮頸管粘液を変化させ、精子が子宮内に入りにくくなる
  • 受精卵の着床を防ぐ避妊効果

ホルモンは子宮の中で局所的に作用するため、全身への影響が少ないことも特徴です。

ミレーナのメリット・デメリット

メリット

  • 長期間の効果が得られる
    ミレーナは一度の装着で、最長5年間の避妊効果と月経症状の緩和効果が持続します。
    毎月の通院や薬の受け取りの手間がなく、長期的に安定した状態を保ちたい方に向いています。
  • 毎日の服用が不要
    低用量ピルと違い、飲み忘れの心配がありません。
    仕事や家事、育児などで忙しく、定期的な服用が難しい方でも、装着後は意識せず過ごすことができます。
  • ピルが使えない方でも選べることがある
    40歳以上の方や、喫煙習慣がある方、血栓症のリスクが高い方など、ピルの服用が難しい方にも適用される場合があります。
    体質や年齢に配慮しながら、より安心して選択できる治療法です。
  • 月経困難症・過多月経に対して保険適用
    避妊目的ではなく、月経困難症や過多月経などの治療を目的とする場合には、保険適用が可能です。
    「生理がつらい」「薬に頼りたくない」などのお悩みがある方にとって、身体的・経済的にも負担の少ない治療の選択肢となります。
  • ホルモンが局所で作用するため全身への影響が少ない
    ミレーナが放出するホルモンは子宮内に局所的に作用するため、血中への移行が少なく、全身的な副作用が出にくいのが特長です。
    ホルモン療法に不安のある方でも、導入しやすい治療法として選ばれています。

このように、ミレーナには生理に関する悩みに幅広く対応できる複数のメリットがあります。
生活の質を改善し、日常を快適に過ごすための手段として、選択される方が増えています。

デメリット

  • 装着直後の出血や痛み
    ミレーナを装着した直後には、軽い不正出血や下腹部の痛みを感じることがあります。
    これは一時的な反応で、多くの場合は時間とともに軽減していきますが、強い痛みが続く場合は早めに当院へご相談ください。
  • 脱出(自然排出)の可能性
    ごくまれに、ミレーナが子宮内から自然に外れてしまう(脱落)ケースがあります。
    脱落が起きると避妊効果や月経症状の改善効果が期待できなくなるため、「違和感がある」「紐が触れない」などの変化を感じた場合は早めに受診してください。
  • 生理周期の変化・不正出血
    装着後しばらくは、生理周期が乱れたり、生理日以外にも出血が続いたりすることがあります。
    これはホルモンの影響による一時的な反応ですが、気になる症状が長く続く場合はフォローアップの診察をおすすめします。
  • 装着が難しいケースもあります
    子宮内膜症や子宮筋腫、子宮の奇形などがある場合は、ミレーナの装着が難しいことがあります。
    そのため、事前に内診や超音波検査などで子宮の状態を確認することが必要です。
    診察時に医師が適用の可否を丁寧にご説明いたします。

ミレーナによる生理のお悩み改善を考えている方は
三ノ宮駅前レディースクリニックへ

当院では、ミレーナを避妊だけでなく、生理に伴うつらさを軽くする選択肢としてご提案しています。

「薬を飲み続けるのがつらい」「生理のたびに体調が崩れる」「ナプキンが手放せない毎日を変えたい」そんなお悩みをお持ちの方に、ミレーナはひとつの解決策となるかもしれません。

ご希望やご不安な点があれば、診察時に丁寧にご説明いたします。

三ノ宮駅前でミレーナに関心のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。