生理の量が多い(月経過多)
月経過多かも?
チェックしてみましょう
「生理の量が多い気がするけど、これって普通?」そう感じたことがあっても、人と比べる機会がないため、自分の状態に気づきにくいものです。
以下のような症状があれば、月経過多(生理の出血が多すぎる状態)の可能性があります。

- ナプキンを頻繁に交換しないと漏れてしまう
- 1時間もしないうちにナプキンがいっぱいになる
- 日中でも夜用ナプキンを使わないと不安
- レバーのような大きな血の塊が出ることがある
- 生理中にふらつきや貧血症状を感じる
- 生理が来るたびに強い倦怠感やめまいがある
上記のうち1つでも当てはまる方は、過多月経が体に負担をかけているサインかもしれません。
放置せず、早めの婦人科受診をご検討ください。
月経過多の原因となる疾患
月経過多の背景には、子宮やホルモンに関わる以下のような疾患が隠れていることがあります。
子宮筋腫
子宮の筋肉にできる良性の腫瘍です。
筋腫の場所や大きさによっては、経血量の増加や生理痛の悪化、頻尿、不正出血、貧血などを引き起こすことがあります。
子宮腺筋症
子宮内膜が子宮の筋肉層に入り込む病気で、月経過多や強い生理痛(いわゆる月経困難症)がみられます。
症状が年々強くなる傾向があるのも特徴です。
子宮内膜ポリープ
子宮内膜にできる良性の隆起です。
ポリープから出血することで、生理量が増えたり不正出血が起きたりします。
大きくなったり数が増えると、まれに悪性化することもあります。
子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)
子宮のがんも初期には無症状で進行しがちですが、不正出血や月経量の増加、下腹部痛などの形で現れることがあります。
特に40代以降での月経異常は、早めの検査が重要です。
月経過多の治療方法
月経過多の治療は、症状の重さや原因、年齢、将来の妊娠希望の有無などによって異なります。
当院では、体への負担をできる限り抑えながら、一人ひとりに合った治療をご提案しています。
ミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム)
ミレーナは、子宮内に直接ホルモン(レボノルゲストレル)を持続的に放出する小さな器具です。子宮内膜が厚くなるのを抑えることで、出血量を減らし、生理痛も軽くする効果が期待できます。避妊効果もあり、最長5年間使用できます。
「生理の量が多くて貧血気味…」「ナプキンを頻繁に交換しないと不安…」過多月経の症状が続いている方は、一度ミレーナ治療を検討してみてはいかがでしょうか。
詳しい治療内容については、以下のページをご覧ください。
ホルモン療法
女性ホルモンを調整することで、子宮内膜の増殖を抑えます。
- 低用量ピル(LEP)
- 黄体ホルモン製剤
- GnRHアンタゴニスト製剤
- ダナゾール製剤
- など
体質や持病、ライフスタイルなどをふまえ、最適な薬剤を選びます。
手術療法
症状が重い場合や、筋腫・腺筋症・ポリープなどが原因となっている場合には、手術が検討されます。
- 病変だけを取り除く手術(筋腫核出術など)
- 子宮全摘出術(将来の妊娠希望がない場合)
どの方法を選ぶかは、症状の程度・年齢・妊娠の希望・日常生活への影響などをしっかりと相談しながら決めていきます。
月経過多にお悩みの方は三ノ宮駅前レディースクリニックへ
生理の量が多いという悩みは、つい我慢しがちです。
でも、毎月のことだからこそ、体や生活への影響は想像以上に大きなものになります。
当院では、「出血が多くてつらい」「いつものことだから…と思ってきた」そんな方にも安心してご相談いただけるよう、検査・治療の選択肢を丁寧にご説明しながら、患者様に合った方法を一緒に考えます。
生理のたびに感じる負担を、少しずつでも軽くしていけるように、どうぞお気軽にご来院ください。