【医師監修】ピルは太る?副作用が不安な方へ 低用量ピルについて正しく知るために 監修:山下衣里子 医師(院長・産婦人科専門医)
今回は、「低用量ピル」について、産婦人科専門医の立場からわかりやすく解説します。
「ピルを飲むと太るって本当ですか?」
診察室でよくいただくご質問です。
SNSやインターネットでは、
- 太る
- 肌が荒れる
- 将来妊娠できなくなる
- 身体に悪い
といった情報を見かけることがあります。
そのため、「興味はあるけれど怖くて始められない」という方も少なくありません。
しかし実際には、ピルに関する情報の中には誤解されているものもあります。
今回は低用量ピルの副作用について、よくある不安を中心に解説します。
ピルは本当に太るの?
結論から言うと、
現在主流となっている低用量ピルによって大幅に体重が増加することは一般的ではありません。
ただし、
- むくみ
- 食欲の変化
- ホルモンバランスの変化
によって一時的に体重が増えたように感じる方はいます。
体重変化には生活習慣やストレスなど様々な要因も関係します。
そのため、「ピルを飲んだから必ず太る」というわけではありません。
ピルにはどんなメリットがある?
ピルは避妊薬というイメージが強いかもしれません。
しかし実際には、
生理痛の軽減
月経困難症の治療として使用されることがあります。
PMSの改善
イライラや気分の落ち込みなどが軽減する場合があります。
生理日の調整
旅行や試験など大切な予定に合わせて調整できることがあります。
避妊
高い避妊効果が期待できます。
副作用はある?
どのような薬にも副作用の可能性があります。
ピルも例外ではありません。
服用開始直後は、
- 吐き気
- 頭痛
- 不正出血
- 胸の張り
などがみられることがあります。
ただし、多くは身体が慣れることで改善していきます。
当院で大切にしていること
ピルは全員に同じものが合うわけではありません。
当院では、
- 生活スタイル
- 年齢
- 持病
- 希望
などを伺いながら適切な選択肢をご提案しています。
不安なまま始める必要はありません。
まずは相談することから始めてみてください。
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