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神戸・三宮の生理不順・生理が来ない・遅れる|生理痛・PMS・月経異常

神戸・三宮で、生理不順、生理が来ない・遅れる、生理痛、PMS、月経量の異常にお悩みの方へ。三ノ宮駅前レディースクリニックでは、症状や原因を確認し、年齢・体質・妊娠希望に合わせた検査や治療をご提案します。

三ノ宮駅から徒歩すぐ・婦人科
「いつもと違う」生理を、
ひとりで悩まないで。

生理不順、生理が来ない・遅れる、生理痛、出血量、PMSなど。月経の変化には、ストレスや生活環境だけでなく、治療が必要な病気が関係していることがあります。症状とご希望に合わせて原因を確認し、適した治療をご提案します。

※検査・治療の内容は診察のうえ医師が判断します。

生理不順だけでも相談可能症状に合わせて検査・治療
生理不順・生理痛・PMSなど月経のお悩みを表すイラスト

このような生理のお悩みは
ありませんか?

症状が一つだけでも、以前と違うと感じたときは婦人科へご相談ください。

早めの受診が必要な症状

  • 夜用ナプキンでも1~2時間でいっぱいになる出血
  • 強い腹痛、めまい、動悸、息切れを伴う
  • 妊娠の可能性があり、出血や腹痛がある
  • 突然の激しい痛み、意識が遠のく感じがある
  • 閉経後に出血した

症状が非常に強い場合や夜間・休日の緊急症状は、救急医療機関へご相談ください。

正常な生理と、
受診を考える目安

月経には個人差がありますが、「いつもの自分と違う」「生活に支障がある」ことも大切な判断材料です。

項目一般的な目安婦人科へ相談したい目安
月経周期25~38日24日以下、39日以上、周期のばらつきが大きい
出血期間3~7日8日以上続く、極端に短い状態が続く
出血量日常生活に支障がない短時間でナプキン交換が必要、漏れや貧血がある
生理痛日常生活に大きな支障がない鎮痛薬が欠かせない、学校や仕事を休む
生理前の不調軽く、生活への影響が少ない気分や体調の変化で仕事・学校・人間関係に支障がある
月経周期は、生理が始まった日を1日目として、次の生理が始まる前日までの日数です。アプリや手帳に「開始日・終了日・量・痛み・体調」を記録すると、診察時の手がかりになります。

生理(月経)の仕組み

月経周期に伴い、子宮内膜と女性ホルモンは変化します。下図は一般的な28日周期の目安で、実際の周期には個人差があります。

月経期・卵胞期・排卵期・黄体期と女性ホルモンの変化
月経周期とエストロゲン・プロゲステロンの一般的な変化

生理が来ない・生理が遅れる

数日の遅れは珍しくありませんが、まず妊娠の可能性を確認し、長引く場合は原因を調べることが大切です。

考えられる主な原因

  • 妊娠
  • 強いストレス、睡眠不足、生活環境の変化
  • 急激なダイエット、低体重、過度な運動
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 甲状腺機能やプロラクチンの異常
  • 卵巣機能の低下、更年期

受診をおすすめする目安

  • 妊娠検査薬が陽性、または妊娠の可能性がある
  • 3か月以上生理が来ない
  • 遅れを繰り返す、妊娠検査薬が陰性でも来ない
  • 強い腹痛や出血を伴う
  • 妊娠を希望している
  • 妊娠している可能性があり、妊娠の継続について相談したい

性交渉があった場合は、避妊していても妊娠の可能性を完全には否定できません。市販の妊娠検査薬は使用時期を守って確認してください。妊娠していないのに月経が3か月以上ない状態は「続発性無月経」に該当し、放置すると骨量や将来の妊娠に影響する場合があります。

生理不順(月経不順)

周期が毎回違う、月に2回来る、40日以上来ないなど、月経周期が安定しない状態です。

ホルモンバランスの変化

ストレス、睡眠不足、環境変化、思春期・更年期などで排卵が乱れることがあります。

体重・運動・栄養

急激な減量、低体重、過度な運動、栄養不足は、月経を止める原因になります。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などの病気

PCOS、甲状腺疾患、高プロラクチン血症、卵巣機能低下などが隠れる場合があります。

排卵のない状態が長く続くと、不妊や子宮内膜増殖症などにつながる可能性があります。「体質」と決めつけず、繰り返す場合はご相談ください。

生理痛
(月経痛・月経困難症)

日常生活に支障が出る生理痛は、我慢するものではなく治療の対象です。

機能性月経困難症

明らかな病気が見つからず、子宮を収縮させるプロスタグランジンなどの働きで痛みが起こるタイプです。若い年代に多くみられます。

器質性月経困難症

子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などの病気が原因となるタイプです。年々悪化する痛み、性交痛、排便痛などを伴うことがあります。

鎮痛薬、低用量ピル、黄体ホルモン製剤、ミレーナ、漢方薬などから、原因・症状・体質・妊娠希望に合わせて治療を検討します。

生理の量・期間の異常

量が多い・長く続く

短時間でナプキン交換が必要、レバー状の血の塊が繰り返し出る、8日以上続く、貧血や動悸がある場合は、過多月経や過長月経の可能性があります。子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなどが原因になることがあります。

量が少ない・期間が短い

毎回1~2日で終わる、おりもの程度の出血、茶色い出血だけで終わる状態が続く場合は、ホルモンバランス、体重変化、PCOS、更年期などが関係することがあります。

PMS・PMDD

生理前に繰り返し現れ、生理が始まると軽くなる心身の不調です。

身体の症状

頭痛、下腹部痛、乳房の張り、むくみ、眠気、だるさ、便秘など

心の症状

イライラ、気分の落ち込み、不安、集中力低下、涙もろさなど

精神症状が強い場合や、仕事・学校・人間関係など日常生活への支障が大きい場合には、心療内科・精神科での診療が必要となることがあります。

生理と不正出血の違い

予定外の出血をすべて「生理」と判断することはできません。

排卵期の出血やホルモン変化による出血のほか、子宮頸管ポリープ、子宮内膜ポリープ、感染症、子宮頸がん・子宮体がんなどが原因となることがあります。性交後の出血、繰り返す出血、閉経後の出血は婦人科で確認してください。

診察・検査の流れ

すべての方に同じ検査や内診を行うわけではありません。症状、年齢、性交経験、妊娠の可能性などを踏まえてご提案します。

問診

最終月経、周期、量、痛み、服薬、妊娠希望などを確認します。

診察

症状に応じて内診や身体所見を確認します。

必要な検査

超音波、妊娠反応、血液・ホルモン検査などを検討します。

治療の相談

原因、ご希望、ライフスタイルに合わせて治療方針を決めます。

性交経験のない方や内診に不安がある方は、診察前にお申し出ください。可能な検査方法を相談します。

主な治療方法

原因疾患がある場合はその治療を行い、症状や将来の妊娠希望に合わせて選択します。

鎮痛薬

生理痛の原因となるプロスタグランジンの産生を抑えます。

ホルモン治療

低用量ピルや黄体ホルモン製剤などで痛み、量、周期の改善を図ります。

ミレーナ

子宮内に装着し、過多月経や月経困難症の改善を図る選択肢です。

漢方薬

症状や体質を考慮し、治療の選択肢として使用する場合があります。

鉄剤など

過多月経などによる鉄欠乏性貧血がある場合に治療します。

原因疾患の治療

子宮内膜症、子宮筋腫、PCOS、甲状腺疾患などに応じて対応します。

生理の悩みに関するよくあるご質問

生理痛はどこまでが正常ですか?婦人科を受診した方がよい目安はありますか?

軽い下腹部痛や腰の重だるさなど、日常生活にほとんど支障がない程度の生理痛であれば、多くの女性にみられる一般的な症状です。しかし、鎮痛薬を毎回服用しなければ生活できない場合や、学校・仕事を休まなければならないほど痛みが強い場合は、「月経困難症」や子宮・卵巣の病気が隠れている可能性があります。

生理痛は、子宮内膜を体外へ排出する際に分泌されるプロスタグランジンという物質によって子宮が収縮することで起こります。この働き自体は正常な生理現象ですが、プロスタグランジンが過剰に分泌されると子宮の収縮が強くなり、血流が悪くなることで強い痛みを感じるようになります。

一方で、次のような症状がある場合は、単なる生理痛ではなく、治療が必要な病気が原因となっていることがあります。

・市販の鎮痛薬を飲んでも十分に痛みが改善しない
・毎月鎮痛薬を飲まないと仕事や学校へ行けない
・生理のたびに痛みが強くなっている
・生理中だけでなく普段から下腹部が痛い
・性交時や排便時にも痛みがある
・生理量が多く、レバー状の血の塊が頻繁に出る
このような症状では、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などの病気が原因となっている可能性があります。特に子宮内膜症は20〜30代の女性にも多くみられ、放置すると慢性的な骨盤痛や将来の妊娠に影響することもあるため、早めの診断が重要です。

婦人科では問診や超音波検査(エコー検査)などを行い、子宮や卵巣に異常がないかを確認します。原因に応じて、鎮痛薬だけでなく、低用量ピル、黄体ホルモン製剤(ミニピルを含む)、ミレーナ®(子宮内黄体ホルモン放出システム)など、一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた治療をご提案します。

「生理だから仕方ない」「母も痛かったから体質だと思う」と我慢してしまう方も少なくありません。しかし、生理痛は適切な治療で改善できることが多くあります。痛みが生活の質(QOL)を下げていると感じたら、一度婦人科へ相談することをおすすめします。

生理痛が年々ひどくなっています。病気が原因でしょうか?

以前より生理痛が強くなった、鎮痛薬が効きにくくなったという場合は、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などの病気が進行している可能性があります。年齢とともに症状が悪化している場合は、一度婦人科で検査を受けることをおすすめします。

初経(初めての生理)を迎えた頃から軽い生理痛がある方は少なくありません。これは、子宮の収縮による痛みである「機能性月経困難症」の場合が多く、病気が見つからないこともあります。

しかし、20代後半から30代以降になって急に痛みが強くなった場合や、「以前は市販薬で十分だったのに、最近は効かない」という場合は注意が必要です。

特に子宮内膜症は、生理のたびに病変が進行することがあり、放置すると骨盤内の癒着や不妊の原因になることがあります。また、子宮腺筋症では、生理痛に加えて出血量が増えたり、生理期間が長引いたりすることもあります。

次のような症状がある場合は、病気が原因となっている可能性があります。

・生理痛が毎年悪化している
・生理以外の日にも下腹部痛がある
・性交時や排便時に痛みを感じる
・出血量が増えた
・貧血を指摘された
・妊娠を希望しているがなかなか妊娠しない
婦人科では超音波検査などを行い、必要に応じて追加の検査を実施します。原因を早期に診断することで、症状の改善だけでなく、将来の妊娠・出産への影響を抑えられる可能性があります。

生理痛で婦人科を受診するタイミングはいつですか?

「我慢できるかどうか」ではなく、「生理によって生活に支障が出ているかどうか」が受診の目安です。鎮痛薬が必要な状態が毎月続く、学校や仕事を休む、以前より痛みが強くなった場合は、一度婦人科で相談しましょう。

受診をおすすめする症状には、次のようなものがあります。

・市販薬を飲んでも改善しない
・毎月寝込んでしまう
・生理痛が年々悪化している
・生理量が非常に多い
・レバー状の血の塊が何度も出る
・生理期間が8日以上続く
・強い吐き気や冷や汗を伴う
・妊娠を希望している
婦人科では、問診だけでなく超音波検査や必要に応じて血液検査などを行い、原因を詳しく調べます。

「婦人科は症状が重い人だけが行くところ」と思われがちですが、生理痛は早めに相談することで治療の選択肢が広がります。症状が軽いうちに受診することも大切です。

ロキソニンなどの鎮痛薬が効かないのはなぜですか?

鎮痛薬が効きにくい場合は、薬を飲むタイミングが遅いこともありますが、子宮内膜症や子宮腺筋症など、生理痛の原因となる病気が関係していることもあります。

ロキソニン®などのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、プロスタグランジンの産生を抑えることで痛みを軽減します。そのため、痛みが強くなってから飲むよりも、「痛くなり始めたタイミング」で服用した方が効果を発揮しやすいとされています。

一方で、適切に服用しても効果が乏しい場合は、病気が背景にある可能性があります。また、自己判断で薬の量を増やしたり、長期間服用を続けたりすると、副作用のリスクもあります。

鎮痛薬が効かない状態が続く場合は、原因を確認し、低用量ピルやミレーナ®など別の治療法も含めて検討することが大切です。

生理痛は低用量ピルで改善しますか?

はい。低用量ピルは、生理痛の改善に効果が期待できる代表的な治療法の一つです。排卵を抑え、子宮内膜が厚くなりすぎるのを防ぐことで、プロスタグランジンの産生を減らし、生理痛や出血量を軽減します。

低用量ピルは避妊薬というイメージを持たれることもありますが、日本では月経困難症の治療薬としても広く使用されています。

期待できる効果には、

・生理痛の軽減
・生理量の減少
・生理周期が安定する
・PMSの改善が期待できる
・子宮内膜症の進行を抑える効果が期待できる
などがあります。

一方で、すべての方が服用できるわけではありません。年齢や喫煙歴、持病などによっては適さない場合もあるため、医師が安全性を確認したうえで処方します。

「毎月つらい生理痛を少しでも楽にしたい」「鎮痛薬だけでは十分に改善しない」という方は、低用量ピルを含めた治療について婦人科で相談してみることをおすすめします。

生理不順はどれくらい続いたら婦人科を受診した方がよいですか?

生理周期は25~38日程度であれば正常範囲とされています。しかし、生理が毎回40日以上空く、24日以内に繰り返し来る、周期が大きくばらつく状態が3か月以上続く場合は、一度婦人科を受診することをおすすめします。

生理周期は、ストレスや睡眠不足、環境の変化などで一時的に乱れることがあります。そのため、一度だけ生理が遅れたり早まったりしたからといって、すぐに病気とは限りません。

一方で、次のような状態が続く場合は注意が必要です。

・生理周期が毎回バラバラで予測できない
・40日以上生理が来ないことが繰り返される
・月に2回以上生理が来ることがある
・半年以上同じような状態が続いている
・生理不順に加えて強い生理痛や過多月経がある
生理不順の背景には、ホルモンバランスの乱れだけでなく、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺疾患、高プロラクチン血症、早発卵巣不全などの病気が隠れていることもあります。

また、排卵が起こらない状態(無排卵)が続くと、不妊の原因となるだけでなく、子宮内膜が厚くなりすぎて子宮内膜増殖症や子宮体がんのリスクが高くなる場合もあります。

婦人科では、問診に加え、超音波検査や血液検査などを行い、原因を調べます。生理不順は「様子を見ればよい」と自己判断せず、特に妊娠を希望している方や症状が長く続いている方は早めに相談することが大切です。

生理が3か月以上来ません。妊娠していなくても大丈夫でしょうか?

妊娠していないにもかかわらず、生理が3か月以上来ない状態は「続発性無月経」と呼ばれ、婦人科で原因を調べることが勧められます。

まず確認すべきなのは妊娠の可能性です。性交渉があった場合は、市販の妊娠検査薬を使用し、必要に応じて婦人科を受診してください。

妊娠していない場合でも、生理が止まる原因はさまざまです。

・強いストレス
・睡眠不足
・急激なダイエット
・過度な運動
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・甲状腺機能異常
・高プロラクチン血症
・早発卵巣不全
などが代表的です。

「生理がないから楽」と思われる方もいますが、排卵が長期間止まった状態を放置すると、将来の妊娠や骨密度、ホルモンバランスに影響する場合があります。

また、無排卵の状態が続くことで子宮内膜に負担がかかるケースもあります。

3か月以上生理が来ない場合は、自己判断せず婦人科で原因を確認することをおすすめします。

生理が遅れています。何日くらい遅れたら受診した方がよいですか?

生理予定日から数日程度の遅れであれば、ストレスや体調の変化などが影響していることも多く、過度に心配する必要はありません。しかし、1週間以上遅れている場合や、妊娠の可能性がある場合は注意が必要です。

生理が遅れる原因として最も重要なのは妊娠です。性交渉があり、生理予定日から1週間程度経過している場合は、市販の妊娠検査薬を使用して確認しましょう。

妊娠以外では、

・ストレス
・睡眠不足
・急激な体重変化
・過度な運動
・PCOS
・甲状腺疾患
・更年期
などが原因になることがあります。

特に、生理が毎回大きく遅れる、何度も同じことを繰り返す場合は、排卵障害が関係している可能性があります。

「数日遅れたから病気」と考える必要はありませんが、生理不順が続く場合や、妊娠検査薬が陰性でも生理が来ない場合は婦人科で相談しましょう。

生理が予定より早く来るのは異常ですか?

生理周期が25日未満で繰り返し生理が来る場合は、「頻発月経」と呼ばれます。一度だけ早く来た場合は問題ないこともありますが、毎回周期が短い場合は原因を調べることが大切です。

生理周期は多少前後することがありますが、頻繁に周期が短くなる場合には、

・ホルモンバランスの乱れ
・排卵障害
・更年期のホルモン変化
・子宮筋腫
・子宮内膜ポリープ
などが関係していることがあります。

また、「生理が早く来た」と思っていても、実際には不正出血であるケースもあります。

特に、出血量が少ない、茶色い出血だけが続く、生理とは違うタイミングで出血する場合は、生理ではなく不正出血の可能性があります。

繰り返し生理が早く来る場合や、出血のパターンがいつもと違う場合は、婦人科で相談しましょう。

生理不順だと妊娠しにくくなりますか?

生理不順があるからといって必ず妊娠しにくいとは限りません。しかし、排卵が不規則または起こっていないことが原因の場合は、妊娠しにくくなることがあります。

正常な月経は、排卵が起こることで成立します。そのため、生理不順の背景に無排卵や排卵障害がある場合は、妊娠のタイミングがつかみにくくなるだけでなく、自然妊娠の可能性が低下することがあります。

特に、

・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・高プロラクチン血症
・甲状腺疾患
・早発卵巣不全
などは、生理不順と不妊の両方に関係することがあります。

一方で、ストレスや生活習慣の乱れによる一時的な生理不順であれば、生活習慣の改善によって周期が整うことも少なくありません。

妊娠を希望しているにもかかわらず、生理不順が続いている場合は、早めに婦人科で相談することで、原因に応じた適切な検査や治療を受けられます。妊娠を急いでいない場合でも、生理不順は将来の健康状態を知る大切なサインになるため、気になる症状があれば一度受診することをおすすめします。

生理の量が多いのですが、どれくらいから「過多月経」と考えた方がよいですか?

生理の量には個人差がありますが、「夜用ナプキンでも1~2時間で交換が必要」「レバー状の血の塊が何度も出る」「貧血になる」など、日常生活に支障が出る場合は過多月経(かたげっけい)の可能性があります。

一般的に正常な月経量は約20~140mLとされていますが、実際に出血量を測ることは難しいため、日常生活への影響が判断の目安になります。

次のような症状がある場合は、一度婦人科を受診しましょう。

・夜用ナプキンでも短時間でいっぱいになる
・ナプキンとタンポンを併用しないと不安
・外出時に漏れが心配になる
・生理のたびにレバー状の血の塊が出る
・貧血や立ちくらみがある
・生理期間が7~8日以上続く
過多月経の原因には、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、ホルモンバランスの乱れなどがあります。また、40代以降では更年期によるホルモン変化が関係することもあります。

当院では、問診や超音波検査(エコー検査)などを行い、原因を確認したうえで治療をご提案します。原因によっては、低用量ピルやミレーナ®による治療、あるいは原因疾患に対する治療が必要になる場合もあります。

「昔から量が多いから体質」と思い込まず、気になる症状がある場合はご相談ください。

生理の量が少ないのですが、病気の可能性はありますか?

生理の量が少ないからといって、必ず病気というわけではありません。しかし、毎回1~2日で終わる、茶色い出血だけで終わる状態が続く場合は、婦人科で原因を確認した方が安心です。

過少月経の原因には、

・ホルモンバランスの乱れ
・急激なダイエット
・強いストレス
・過度な運動
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・更年期
・子宮内膜が薄い状態
などが考えられます。

妊娠を希望している方では、排卵障害が背景にあることもあるため注意が必要です。

また、以前は正常だったのに急に生理量が減った場合や、生理不順を伴う場合は、ホルモン異常などが隠れている可能性があります。

婦人科では必要に応じて血液検査や超音波検査を行い、原因を調べます。

生理中にレバーのような血の塊が出ます。大丈夫でしょうか?

小さな血の塊が一時的に出ること自体は珍しくありません。しかし、大きな血の塊が毎回出る、何度も繰り返す、出血量が非常に多い場合は、過多月経や子宮の病気が原因となっている可能性があります。

血液は通常、子宮からスムーズに排出されますが、出血量が多いと子宮内で固まり、レバー状の塊となって出てくることがあります。

次のような症状がある場合は受診をおすすめします。

・500円玉以上の大きさの塊が何度も出る
・生理のたびに同じ症状がある
・生理量が急に増えた
・貧血や息切れ、動悸がある
・強い生理痛を伴う
原因としては、

・子宮筋腫
・子宮腺筋症
・子宮内膜ポリープ
・ホルモンバランスの乱れ
などが考えられます。

超音波検査で原因がわかることも多いため、気になる場合は早めに婦人科へ相談しましょう。

生理が8日以上続きます。長引くのは異常でしょうか?

通常、生理は3~7日程度で終わります。8日以上出血が続く場合や、毎回生理期間が長い場合は、「過長月経」や不正出血の可能性があるため、一度婦人科で原因を調べることをおすすめします。

生理が長引く原因には、

・ホルモンバランスの乱れ
・子宮筋腫
・子宮内膜ポリープ
・子宮腺筋症
・更年期
・子宮体がん
などがあります。

また、「生理が終わったと思ったらまた出血する」「少量の茶色い出血が続く」といった症状は、不正出血の可能性もあります。

特に40歳以降で生理の変化が続く場合や、以前より明らかに生理期間が長くなった場合は、早めの受診が大切です。

生理が止まりません。どのような場合に早く受診した方がよいですか?

生理が10日以上続く場合や、出血量が多い状態が続く場合は、自己判断せず早めに婦人科を受診しましょう。特に、めまいや動悸、強い腹痛を伴う場合は、早めの診察が必要です。

生理が止まらない原因としては、

・ホルモンバランスの乱れ
・子宮筋腫
・子宮腺筋症
・子宮内膜ポリープ
・子宮体がん
・妊娠に関連した異常(流産・異所性妊娠など)
などが考えられます。

次のような症状がある場合は、できるだけ早く受診してください。

・夜用ナプキンでも1~2時間でいっぱいになる
・めまい、立ちくらみ、動悸がある
・強い腹痛を伴う
・妊娠の可能性がある
・出血量が急激に増えた
・大きな血の塊が何度も出る
婦人科では、問診や超音波検査などを行い、原因を確認したうえで治療方針を決定します。

「そのうち止まるだろう」と様子を見ている間に貧血が進行したり、原因となる病気が進行したりすることもあります。出血が長引く場合は、早めに相談することが大切です。

PMS(月経前症候群)とは何ですか?生理前の不調は病気でしょうか?

PMS(月経前症候群)とは、生理が始まる3~10日前頃から現れる心や体のさまざまな不調のことで、生理が始まると症状が軽くなる、または消失するのが特徴です。多くの女性が経験する症状ですが、日常生活や仕事、人間関係に支障が出るほど強い場合は、婦人科で相談することをおすすめします。

PMSでは女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の変化が影響すると考えられていますが、原因は一つではなく、脳内の神経伝達物質やストレス、生活習慣なども関係するとされています。

代表的な症状には次のようなものがあります。

身体症状
・下腹部痛
・腰痛
・頭痛
・むくみ
・胸の張り
・眠気
・強い疲労感
精神症状
・イライラする
・怒りっぽくなる
・気分が落ち込む
・集中できない
・不安感が強い
・涙もろくなる
症状が毎月同じ時期に繰り返される場合は、PMSの可能性があります。

治療は症状の程度によって異なりますが、生活習慣の改善、低用量ピル、漢方薬などが有効な場合があります。

PMSとPMDDの違いは何ですか?

PMS(月経前症候群)は生理前に起こる心身の不調の総称ですが、PMDD(月経前不快気分障害)は、その中でも精神症状が特に強く、日常生活に大きな支障をきたす状態を指します。

PMDDでは、

・強い抑うつ
・激しいイライラ
・怒りをコントロールできない
・強い不安
・人間関係への影響
・仕事や学校へ行けない
などがみられることがあります。

一方、PMSでは身体症状が中心となる方も多く、症状の程度もさまざまです。

どちらも「気のせい」「性格の問題」ではなく、治療の対象となる病気です。

症状がつらい場合は我慢せず婦人科へ相談しましょう。

必要に応じて心療内科や精神科と連携しながら治療を行うこともあります。

排卵痛は正常ですか?病気との見分け方を教えてください。

排卵日前後に起こる軽い下腹部痛は、多くの女性にみられる生理現象で、通常は数時間から1日程度で改善します。しかし、強い痛みや長時間続く痛み、発熱や吐き気を伴う場合は、病気が隠れている可能性があります。

排卵痛は、排卵時に卵胞が破れたり、お腹の中を刺激したりすることで起こると考えられています。

次のような場合は婦人科を受診しましょう。

・痛みが毎月悪化している
・2~3日以上続く
・市販薬でも改善しない
・発熱がある
・吐き気や嘔吐を伴う
・歩けないほど痛い
考えられる病気には、

・子宮内膜症
・卵巣嚢腫
・卵巣出血
・骨盤内炎症性疾患
・異所性妊娠
などがあります。

強い腹痛は排卵痛と思い込まず、早めに受診することが大切です。

生理ではない時期に出血があります。不正出血でしょうか?

生理予定日ではない時期に出血がある場合は、「不正出血」の可能性があります。不正出血の原因はさまざまで、ホルモンバランスの乱れによるものから、子宮や卵巣の病気まで幅広く、原因を調べることが大切です。

不正出血には、

・茶色い少量の出血
・ピンク色のおりもの
・鮮血の出血
・性交後の出血
などさまざまなパターンがあります。

原因として考えられるものは、

・排卵期出血
・ホルモンバランスの乱れ
・子宮頸管ポリープ
・子宮内膜ポリープ
・子宮頸がん
・子宮体がん
・妊娠初期の出血
・異所性妊娠
などです。

特に、

・出血を繰り返す
・出血量が多い
・閉経後の出血
・性交後の出血が続く
場合は、早めに婦人科を受診してください。

茶色いおりものや茶色い出血があります。受診した方がよいですか?

茶色いおりものは、古い血液が時間をかけて排出されたものであることが多く、生理の始まりや終わりにみられる場合は、必ずしも異常とは限りません。しかし、生理とは関係ない時期に繰り返し見られる場合や、腹痛・悪臭・発熱などを伴う場合は、婦人科で原因を調べることをおすすめします。

茶色いおりものの原因としては、

・生理前後の少量出血
・排卵期出血
・ホルモンバランスの乱れ
・子宮頸管ポリープ
・子宮内膜ポリープ
・子宮頸がん
・子宮体がん
・妊娠初期出血
などが考えられます。

特に、次のような場合は早めの受診が大切です。

・茶色い出血が何日も続く
・生理のたびではなく毎月繰り返す
・性交後に出血する
・強い腹痛がある
・妊娠の可能性がある
・閉経後に出血した
婦人科では問診や超音波検査、必要に応じて子宮頸がん検診などを行い、原因を確認します。

「茶色いから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状がある場合は一度相談しましょう。

生理中に運動をしても大丈夫ですか?

生理中でも体調に問題がなければ、適度な運動は基本的に行っても問題ありません。むしろ軽い運動は血流を改善し、生理痛や気分の落ち込みを和らげる効果が期待できる場合があります。

ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動は、生理中でも続けやすく、体調管理にも役立ちます。一方で、生理痛が強い日や出血量が多い日は無理をせず、十分な休息を取ることが大切です。

また、激しい運動や長時間のトレーニングを続けると、一時的にホルモンバランスが乱れ、生理不順につながることもあります。特にアスリートや過度なダイエットを行っている方では、無月経の原因になることもあるため注意が必要です。

「運動すると必ず生理痛が悪化する」ということはありませんが、体調に合わせて運動量を調整しましょう。強い痛みや異常な出血がある場合は、運動を続けるよりも婦人科で原因を調べることをおすすめします。

生理中にお風呂へ入っても大丈夫ですか?

はい。生理中でも入浴して問題ありません。身体を温めることで血流が改善し、生理痛が和らぐと感じる方もいます。

「生理中はシャワーだけにした方がよい」と思われることがありますが、医学的には体調が良ければ浴槽に入ること自体は問題ありません。

ただし、

・出血量が非常に多い日
・めまいや貧血症状がある
・強い腹痛がある
場合は、無理をせず短時間のシャワーにする方が安心です。

また、公衆浴場や温泉では、周囲への配慮や衛生面を考え、タンポンや月経カップを適切に使用するなどの工夫が必要です。

熱すぎるお湯に長時間入ると、立ちくらみを起こすこともあるため、適温でゆっくり入浴することをおすすめします。

生理中に性行為をしても大丈夫ですか?

生理中の性行為は必ずしも禁止されているわけではありませんが、感染症や予期しない妊娠のリスクがあるため、十分な注意が必要です。

生理中は子宮の入り口(子宮頸管)がわずかに開いており、細菌が子宮内へ入りやすい状態になると考えられています。そのため、通常よりも感染症のリスクが高まる可能性があります。

また、「生理中は妊娠しない」と思われがちですが、排卵日が早い方や生理周期が短い方では妊娠する可能性もゼロではありません。

性行為を行う場合は、性感染症や妊娠予防のためにもコンドームを使用することが重要です。

性行為後に出血が続く、強い腹痛がある、異臭のあるおりものが出る場合は、婦人科を受診しましょう。

生理中に食べた方がよいものはありますか?

生理中は鉄分・たんぱく質・ビタミン類を意識した食事がおすすめです。特に出血量が多い方は、鉄分不足による貧血を予防することが大切です。

おすすめの食品には、

・赤身の肉
・レバー
・あさり
・しじみ
・ほうれん草
・小松菜
・大豆製品
・卵
・青魚
などがあります。

また、鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が高まります。

一方で、極端な食事制限やダイエットはホルモンバランスを乱し、生理不順や無月経の原因になることがあります。

栄養バランスの良い食事を心がけることが、生理中の体調管理にもつながります。

生理中にコーヒーやカフェインを飲んでも大丈夫ですか?

適量であれば問題ありませんが、カフェインを摂り過ぎると、生理痛やPMSの症状が強くなると感じる方もいます。

カフェインには覚醒作用があり、眠気を抑える効果がありますが、人によっては血管収縮や自律神経への影響により、

・イライラ
・不安感
・動悸
・頭痛
・睡眠不足
などが悪化することがあります。

また、コーヒーや紅茶を大量に飲むと、鉄分の吸収を妨げる可能性があるため、過多月経や貧血がある方は飲むタイミングにも注意が必要です。

必ずしも控える必要はありませんが、1日1~2杯程度を目安にし、水分補給には水やノンカフェインのお茶も取り入れるとよいでしょう。

10代で生理不順があるのは異常ですか?

初経(初めての生理)から2〜3年程度は、ホルモンバランスがまだ安定していないため、生理周期が不規則になることは珍しくありません。しかし、生理が3か月以上来ない、出血量が極端に多い・少ない、強い生理痛がある場合は、一度婦人科を受診することをおすすめします。

思春期は脳と卵巣の働きが発達途中であるため、排卵が毎回起こらず、生理周期が乱れることがあります。そのため、多少の生理不順だけであれば過度に心配する必要はありません。

一方で、

・生理が半年近く来ない
・毎回出血量が非常に多い
・生理痛で学校へ行けない
・強い貧血がある
といった症状は、ホルモン異常や血液の病気、子宮・卵巣の病気などが隠れていることもあります。

学校生活や部活動に支障が出るほどの症状がある場合は、「まだ若いから」と我慢せず、早めに婦人科へ相談することが大切です。

20代になって生理痛が以前より強くなりました。受診した方がよいですか?

20代で生理痛が徐々に悪化してきた場合は、子宮内膜症などの病気が関係している可能性があります。以前より鎮痛薬を飲む回数が増えた、痛みが強くなったという方は、一度婦人科で検査を受けることをおすすめします。

子宮内膜症は20〜30代に多くみられる病気で、生理のたびに病変が進行することがあります。

特に、

・性交時の痛み
・排便時の痛み
・生理以外の下腹部痛
・妊娠しにくい
などを伴う場合は注意が必要です。

超音波検査などで原因を確認し、必要に応じて低用量ピルやホルモン療法などを行うことで、症状の改善や病気の進行を抑えられる可能性があります。

妊娠を希望しています。生理不順でも自然妊娠できますか?

生理不順があっても自然妊娠する方はいます。しかし、排卵が不規則または起こっていない場合は、妊娠しにくくなることがあるため、早めに原因を調べることが大切です。

正常な妊娠には排卵が必要です。生理不順が続く場合は、

・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・ホルモンバランスの乱れ
・甲状腺疾患
・高プロラクチン血症
などが隠れていることがあります。

妊娠を希望している方は、「そのうち整うだろう」と様子を見るよりも、早めに婦人科へ相談することで、適切な検査や治療につながります。

また、生理痛が強い方では子宮内膜症が隠れていることもあり、妊娠に影響する場合があります。生理不順と生理痛が両方ある方は、一度詳しく調べることをおすすめします。

40代になって生理周期が乱れてきました。更年期でしょうか?

40代になると、卵巣機能が徐々に低下し始めるため、生理周期が短くなったり長くなったりすることがあります。更年期による変化の可能性もありますが、子宮や卵巣の病気が原因の場合もあるため、自己判断は避けましょう。

更年期では、

・生理周期が乱れる
・出血量が変わる
・ホットフラッシュ
・発汗
・動悸
・気分の落ち込み
などの症状がみられることがあります。

一方で、40代以降は、

・子宮筋腫
・子宮内膜ポリープ
・子宮体がん
などの病気が増える年代でもあります。

「年齢のせい」と決めつけず、生理の変化が続く場合は婦人科で相談することが大切です。

閉経前はどのような生理の変化がありますか?

閉経が近づくと、女性ホルモンの分泌が大きく変化するため、生理周期や出血量が不規則になることがあります。これは多くの女性にみられる自然な変化ですが、異常な出血との見分けが重要です。

閉経前には、

・生理が遅れる
・生理が早く来る
・出血量が増える
・出血量が減る
・生理期間が長くなる
・数か月生理が来ない
など、さまざまな変化が起こります。

しかし、

・閉経後の出血
・大量出血
・性交後の出血
・強い腹痛を伴う出血
などは、更年期だけでは説明できない病気が原因の可能性もあります。

特に閉経後の出血は、子宮体がんなどの病気が隠れていることもあるため、必ず婦人科を受診してください。

生理の悩みで婦人科を受診すると、どのような検査を受けますか?

生理痛や生理不順、生理量の異常などで婦人科を受診した場合は、まず症状について詳しくお話を伺い、必要に応じて超音波検査(エコー検査)や血液検査などを行います。すべての方が同じ検査を受けるわけではなく、症状や年齢、妊娠の可能性などに応じて必要な検査をご提案します。

初診では、次のような内容を確認します。

・最終月経開始日
・生理周期や出血期間
・生理痛の程度
・出血量の変化
・妊娠・出産歴
・持病や服用中のお薬
・妊娠希望の有無
その後、必要に応じて超音波検査(経腹・経腟)で子宮や卵巣の状態を確認します。子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などは超音波検査で見つかることが多くあります。

ホルモン異常が疑われる場合は血液検査を行い、甲状腺機能や女性ホルモンの状態などを確認することもあります。

「検査が怖い」「初めての婦人科で緊張する」という方も多いですが、不安なことがあれば遠慮なく医師へご相談ください。

婦人科では必ず内診がありますか?

いいえ。すべての患者様に内診が必要というわけではありません。症状や年齢、性交経験の有無などを考慮し、必要性をご説明したうえで検査を行います。

例えば、

・月経不順
・強い生理痛
・過多月経
・不正出血
などでは、子宮や卵巣の状態を確認するために内診や経腟超音波検査をご提案することがあります。

一方で、10代の方や性交経験のない方では、経腹超音波検査(お腹の上から行うエコー)を選択することもあります。

診察中に不安や痛みを感じた場合は、我慢せず医師やスタッフへお伝えください。当院では患者様の気持ちに配慮し、できるだけ安心して検査を受けていただけるよう努めています。

超音波検査(エコー検査)は痛いですか?

超音波検査は、子宮や卵巣の状態を調べるために行う代表的な検査で、通常は強い痛みを伴うものではありません。

婦人科では、

お腹の上から行う「経腹超音波検査」
腟から細いプローブを入れて行う「経腟超音波検査」
の必要に応じて肛門から細いプローブを入れて行う「経直腸超音波検査」
のいずれか、または組み合わせて、症状や状況に応じて行います。

経腟超音波検査では軽い圧迫感を感じることがありますが、多くの方は短時間で検査を終えられます。

この検査により、

・子宮筋腫
・子宮内膜症を疑う所見
・子宮腺筋症
・卵巣嚢腫
・子宮内膜の厚さ
などを確認できます。

生理痛や生理不順の原因を調べるうえで非常に重要な検査の一つです。

生理中でも婦人科を受診できますか?

はい。生理中でも受診できます。ただし、受診の目的によっては、生理終了後の方が検査しやすい場合もあります。

例えば、

・強い生理痛
・生理量が多い
・生理が止まらない
・生理中の強い腹痛
などは、生理中でも診察を受けることをおすすめします。

一方で、

・子宮頸がん検診
・おりもの検査
などは、生理中では正確な評価が難しい場合があるため、日程変更をご案内することがあります。

「今日受診してよいのかわからない」という場合は、お電話でお気軽にお問い合わせください。

初めて婦人科を受診します。どのような流れになりますか?

初めて婦人科を受診される方は、不安を感じることも多いと思います。当院では、まず問診で症状やお悩みを丁寧にお伺いし、必要な検査や治療についてわかりやすくご説明したうえで診療を進めています。

一般的な流れは次のとおりです。

① 受付・問診票の記入

② 問診

③ 必要に応じた診察・超音波検査・血液検査など

④ 検査結果の説明

⑤ 治療方針のご相談

生理痛や生理不順の治療にはさまざまな選択肢があります。

・鎮痛薬
・低用量ピル
・ミニピル
・ミレーナ®
・漢方薬
・原因疾患の治療
など、患者様の年齢やライフスタイル、妊娠希望の有無などを考慮してご提案します。

婦人科は「症状が重くなってから行く場所」ではありません。気になる症状があれば、早めに相談することで、原因の早期発見や適切な治療につながります。

低用量ピルは生理痛や生理不順に効果がありますか?

はい。低用量ピルは、生理痛(月経困難症)、生理不順、過多月経、PMS(月経前症候群)など、さまざまな月経トラブルの改善が期待できる治療法です。日本では避妊目的だけでなく、月経困難症や子宮内膜症の治療薬としても広く使用されています。

低用量ピルには、排卵を抑え、子宮内膜が厚くなり過ぎるのを防ぐ働きがあります。その結果、生理時に痛みの原因となるプロスタグランジンの産生が減り、生理痛の軽減につながります。また、経血量が少なくなることで、過多月経や貧血の改善も期待できます。

期待できる効果は次のとおりです。

・生理痛の軽減
・生理周期が安定する
・出血量が少なくなる
・PMSの改善が期待できる
・子宮内膜症の進行を抑える効果が期待できる
・ニキビの改善が期待できる場合がある
一方で、すべての方が服用できるわけではありません。35歳以上で喫煙される方、血栓症の既往がある方、重い肝疾患がある方などは適さない場合があります。

当院では、患者様の症状やライフスタイル、妊娠希望の有無などを考慮し、安全性を確認したうえで処方しています。「ピルは怖い」「副作用が心配」という方にも、メリット・デメリットを丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで治療方針を決定しています。

ミニピルと低用量ピルは何が違いますか?

ミニピルと低用量ピルは、どちらもホルモンを利用したお薬ですが、含まれているホルモンの種類や特徴が異なります。患者様の体質や目的によって、適した薬が変わります。

低用量ピルはエストロゲンとプロゲスチンの2種類のホルモンを含んでいます。一方、ミニピルはプロゲスチンのみを含むお薬です。

一般的には、

・エストロゲンを使用できない方
・授乳中の方
・血栓症リスクを考慮する必要がある方
などでは、ミニピルが選択肢となることがあります。

一方で、生理周期の安定や避妊効果などは、患者様によって低用量ピルの方が適している場合もあります。

どちらが良いかは一律ではありません。症状や既往歴、ご希望を踏まえ、医師と相談しながら選択することが大切です。

ミレーナ®は生理痛や生理量の多さにも効果がありますか?

はい。ミレーナ®(子宮内黄体ホルモン放出システム)は避妊だけでなく、過多月経や月経困難症(生理痛)の治療にも使用されており、生理量の減少や痛みの軽減が期待できます。

ミレーナ®は子宮内に小さな器具を留置し、黄体ホルモンを少しずつ放出することで、子宮内膜が厚くなるのを抑えます。その結果、生理量が少なくなり、生理痛の改善につながります。

特に、

・過多月経で貧血がある方
・子宮腺筋症による生理痛がある方
・長期間の薬の内服を避けたい方
では、有力な治療選択肢になることがあります。

効果や適応には個人差があるため、診察で詳しくご相談ください。。

漢方薬は生理痛やPMSに効果がありますか?

漢方薬は、生理痛やPMS、冷え、むくみなどの改善が期待できる場合があります。ただし、すべての方に同じ効果があるわけではなく、体質や症状に合わせて処方することが重要です。

漢方医学では、冷えや血流の滞り(瘀血〈おけつ〉)などを改善することで、症状の緩和を目指します。

例えば、

・冷えが強い方
・鎮痛薬をできるだけ減らしたい方
・PMSによる不調がある方
などで用いられることがあります。

一方で、子宮内膜症や子宮筋腫など原因となる病気がある場合は、漢方薬だけでは十分な改善が期待できないこともあります。

まずは原因を調べ、そのうえで漢方薬を含めた治療を選択することが大切です。

鎮痛薬(ロキソニン®など)は毎月飲んでも大丈夫ですか?

適切な量と飲み方を守れば、多くの場合は月経痛に対する有効な治療法の一つです。ただし、「毎月飲み続けなければ生活できない」「以前より効かなくなってきた」という場合は、鎮痛薬だけに頼るのではなく、原因を調べることが大切です。

ロキソニン®などのNSAIDsは、痛みの原因となるプロスタグランジンの産生を抑えることで、生理痛を和らげます。

より効果を得るためには、

・痛みが強くなる前に服用する
・医師や薬剤師の指示を守る
・自己判断で過量服用しない
ことが重要です。

一方で、長期間にわたり頻繁に服用すると、胃腸障害や腎機能への影響など、副作用のリスクが高まる場合があります。

また、鎮痛薬が効かないほどの痛みは、子宮内膜症や子宮腺筋症などの病気が隠れているサインかもしれません。

「薬を飲めば大丈夫」と考えるのではなく、痛みが続く場合は婦人科で原因を調べ、必要に応じて低用量ピルやミレーナ®なども含めた治療を検討しましょう。

生理痛を少しでも和らげる方法はありますか?

はい。生理痛は生活習慣の見直しや身体を温めること、適度な運動などによって症状が軽くなる場合があります。ただし、日常生活に支障が出るほど痛みが強い場合は、セルフケアだけで我慢せず、婦人科で原因を調べることが大切です。

生理痛を和らげる方法として、次のようなものがあります。

・下腹部や腰を温める
・十分な睡眠をとる
・ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を取り入れる
・身体を冷やし過ぎない
・バランスの良い食事を心がける
・ストレスをため込み過ぎない
また、鎮痛薬は痛みが強くなってからではなく、痛み始めたタイミングで服用する方が効果を得やすいとされています。

一方で、毎月鎮痛薬が手放せない、寝込むほど痛い、以前より痛みが強くなったという場合は、子宮内膜症や子宮腺筋症などの病気が隠れている可能性があります。セルフケアだけで改善しない場合は、早めに婦人科を受診しましょう。

冷えは生理痛や生理不順の原因になりますか?

冷えだけが直接の原因とは言い切れませんが、身体が冷えることで血流が悪くなり、生理痛が強くなると感じる方は少なくありません。また、冷えや生活習慣の乱れが重なることで、ホルモンバランスに影響する可能性もあります。

冷えやすい方は、

・薄着を避ける
・シャワーだけで済ませず入浴する
・適度な運動を行う
・身体を温める飲み物を選ぶ
などを意識するとよいでしょう。

ただし、冷えを改善しても生理痛が強い場合や、生理不順が続く場合は、子宮内膜症や子宮筋腫、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などが関係している可能性があります。

症状が続く場合は、「冷えのせい」と自己判断せず、婦人科で相談することが大切です。

ストレスで生理不順になることはありますか?

はい。強いストレスや睡眠不足、生活環境の大きな変化などは、女性ホルモンをコントロールする脳(視床下部・下垂体)の働きに影響し、生理周期が乱れる原因になることがあります。

例えば、

・受験
・就職・転職
・引っ越し
・夜勤
・人間関係の悩み
などがきっかけで、生理が遅れたり、来なくなったりする方もいます。

一時的なストレスによる変化であれば、生活リズムが整うことで自然に改善することもあります。しかし、生理不順が数か月以上続く場合や、強い腹痛・過多月経を伴う場合は、ストレスだけが原因とは限りません。

婦人科では必要に応じてホルモン検査や超音波検査などを行い、他の病気が隠れていないか確認します。

ダイエットをしたら生理が止まりました。大丈夫でしょうか?

急激なダイエットや体重減少は、生理が止まる原因になることがあります。特に短期間で大きく体重が減った場合や、極端な食事制限を行っている場合は注意が必要です。

体脂肪が過度に減少すると、脳は「妊娠できる状態ではない」と判断し、女性ホルモンの分泌を抑えることがあります。その結果、排卵が止まり、生理が来なくなることがあります。

無月経が続くと、

・将来の妊娠への影響
・骨密度の低下
・骨粗しょう症のリスク上昇
などにつながる可能性があります。

ダイエット後に3か月以上生理が来ない場合は、自己判断で様子を見続けず、婦人科を受診しましょう。

睡眠不足は生理に影響しますか?

はい。慢性的な睡眠不足はホルモンバランスや自律神経の働きに影響し、生理不順やPMSの悪化につながることがあります。

睡眠中はホルモン分泌の調整が行われています。そのため、睡眠不足が続くと、排卵や月経周期に影響が出ることがあります。

また、睡眠不足は、

・イライラ
・気分の落ち込み
・疲労感
・集中力の低下
などを悪化させ、生理前の不調を強く感じる原因にもなります。

規則正しい睡眠習慣は、生理だけでなく全身の健康維持にも重要です。

生理の悩みを放置するとどうなりますか?

生理痛や生理不順、過多月経などを放置すると、背景にある病気が進行したり、将来の妊娠や健康に影響したりすることがあります。

例えば、

・子宮内膜症の進行
・子宮筋腫の増大
・貧血の悪化
・排卵障害による不妊
・子宮体がんのリスク上昇(無排卵が続く場合)
などが挙げられます。

すべての生理の異常が重大な病気というわけではありませんが、「いつもと違う」と感じたら早めに婦人科で相談することが大切です。

生理痛は妊娠・出産すると治りますか?

「妊娠・出産すると生理痛が治る」と言われることがありますが、すべての方に当てはまるわけではありません。

妊娠中は生理が止まるため症状は一時的になくなります。また、出産後に生理痛が軽くなる方もいます。

しかし、子宮内膜症や子宮腺筋症などが原因の場合は、出産後も症状が続いたり、再び強くなったりすることがあります。

「出産すれば治る」と期待して受診を先延ばしにするのではなく、現在の症状に応じて適切な治療を受けることが大切です。

生理不順でも閉経は普通に迎えますか?

はい。生理不順がある方でも閉経を迎えますが、生理不順の原因によっては注意が必要な場合があります。

例えば、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)やホルモン異常などがある場合は、月経不順が長期間続くことがあります。

また、更年期に入ると、生理周期が短くなったり長くなったりと変化しやすくなります。

ただし、不正出血や閉経後の出血は、更年期だけでなく子宮体がんなどの病気が原因となることもあるため、自己判断は避けましょう。

生理の悩みは、どのタイミングで婦人科を受診すればよいですか?

生理の悩みは、「我慢できるかどうか」ではなく、「日常生活に支障があるか」「以前と比べて変化があるか」を目安に受診を検討しましょう。

次のような症状がある場合は、婦人科での相談をおすすめします。

・生理痛が年々悪化している
・生理が3か月以上来ない
・生理量が急に増えた
・生理が8日以上続く
・生理以外の出血がある
・妊娠を希望しているのに生理不順が続く
早めに受診することで、原因を確認し、自分に合った治療を始められる可能性があります。

三ノ宮駅前レディースクリニックでは、生理の悩みにどのような診療を行っていますか?

当院では、生理痛、生理不順、PMS、過多月経、過少月経、不正出血など、生理に関する幅広いお悩みに対応しています。

診察では、患者様のお話を丁寧に伺い、必要に応じて超音波検査や血液検査などを行い、症状の原因を詳しく調べます。

原因やライフスタイル、妊娠希望の有無などを踏まえ、以下のような治療をご提案しています。

・鎮痛薬による症状の緩和
・低用量ピル・ミニピル
・ミレーナ®
・漢方薬
・ホルモン療法
・原因疾患(子宮筋腫・子宮内膜症など)に対する治療

生理の悩みは「我慢するもの」ではありません。患者様一人ひとりのお悩みに寄り添い、安心してご相談いただける診療を心がけています。

「生理だから仕方ない」と我慢せず、ご相談ください

生理の変化は、身体からのサインかもしれません。原因を確認し、毎月の負担を減らす方法を一緒に考えます。