女性医師常駐・【日帰り】完全無痛中絶手術・ピル外来
「生理の量が年々増えてきた」「レバーのような血の塊が出る」「健康診断で貧血を指摘された」「子宮筋腫と言われたけれど手術が必要なのか分からない」――このようなお悩みはありませんか。
子宮筋腫は、30~40代を中心に多くの女性にみられる良性の腫瘍です。女性ホルモンの影響を受けて大きくなることがあり、生理の量が多くなる(過多月経)、月経痛、貧血、頻尿などの症状を引き起こすことがあります。一方で、小さい子宮筋腫では症状がなく、健康診断や婦人科検診で偶然見つかることも少なくありません。
当院では、超音波検査を用いて子宮筋腫の有無や大きさ、できている場所を丁寧に確認し、患者様の症状や妊娠のご希望に合わせて、経過観察・薬物療法・必要に応じた専門医療機関へのご紹介まで適切にご案内しています。
「手術が必要なのでは…」と不安に感じて受診される方も多くいらっしゃいますが、すべての子宮筋腫で手術が必要になるわけではありません。
まずは現在の状態を正しく把握し、ご自身に合った治療方針を一緒に考えていきましょう。
目次
以下のような症状がある場合は、子宮筋腫が原因となっている可能性があります。
☑ 生理の量が以前より増えた
☑ 夜用ナプキンでも漏れてしまう
☑ レバー状の血の塊がたくさん出る
☑ 生理が8日以上続く
☑ 月経痛が年々強くなっている
☑ 健康診断で貧血を指摘された
☑ トイレが近くなった(頻尿)
☑ 便秘になりやすい
☑ 下腹部が張る感じがする
☑ 腰痛が続いている
☑ 妊娠を希望しているがなかなか授からない
☑ 婦人科健診で子宮筋腫を指摘された
一つでも当てはまる場合は、一度婦人科で超音波検査を受けることをおすすめします。
次の項目をチェックしてみましょう。
□ 生理のたびに貧血症状がある
□ 生理の量がここ数年で増えた
□ レバー状の血の塊が頻繁に出る
□ 市販の鎮痛薬が効かないほど生理痛がある
□ お腹が張っているように感じる
□ トイレが近くなった
□ 妊娠を希望している
□ 30歳以上である
□ 家族に子宮筋腫と言われた人がいる
□ 健診で子宮が大きいと言われた
3項目以上当てはまる場合は、一度婦人科での検査をおすすめします。
子宮筋腫とは、子宮の筋肉(子宮平滑筋)にできる良性の腫瘍です。
「腫瘍」と聞くと「がん」を心配される方も多いですが、子宮筋腫のほとんどは良性であり、子宮がんとは異なります。
女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の影響を受けて大きくなることが知られており、初経後から閉経までの女性に多くみられます。閉経後は女性ホルモンの分泌が減少するため、小さくなることが一般的です。
子宮筋腫は非常に頻度の高い病気で、30歳以上の女性では珍しい病気ではありません。しかし、すべての方に症状が出るわけではなく、筋腫の「大きさ」よりも「できる場所」によって症状が大きく異なることがあります。
患者様から最も多くいただくご質問の一つです。
結論から申し上げると、子宮筋腫のほとんどは良性であり、子宮筋腫がそのまま癌になることは一般的にはありません。
ただし、ごくまれに子宮肉腫など悪性腫瘍との鑑別が必要になるケースがあります。
例えば、
このような場合には、MRI検査や高次医療機関での精密検査をご案内することがあります。
過度に心配する必要はありませんが、「筋腫だから大丈夫」と自己判断せず、定期的な診察を受けることが大切です。
これも非常によくいただくご質問です。
症状がなく、小さい子宮筋腫であれば経過観察となることが少なくありません。
一方で、次のような場合は治療を検討することがあります。
「放置できるかどうか」は、筋腫の大きさだけではなく、症状や年齢、妊娠希望の有無などを総合的に判断して決まります。
当院では、次のようなご相談で受診される患者様が多くいらっしゃいます。
子宮筋腫は患者様ごとに症状や生活への影響が異なります。同じ大きさの筋腫でも、治療が必要な方と経過観察でよい方がいらっしゃいます。
当院では、検査結果だけでなく、患者様のお悩みやライフプランも踏まえて治療方針をご提案しています。
子宮筋腫の原因は、現在でも完全には解明されていません。しかし、多くの研究から女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の影響を受けて発育することが分かっています。
初経を迎えてから閉経までの間は女性ホルモンの分泌が活発なため、この時期に子宮筋腫が大きくなることがあります。一方、閉経後はホルモン分泌が減少するため、多くの子宮筋腫は徐々に小さくなる傾向があります。
また、遺伝的な要因や体質も関係していると考えられています。
以下に当てはまる方は、子宮筋腫がみられる可能性が比較的高いとされています。
これらに当てはまるからといって必ず子宮筋腫になるわけではありませんが、症状がある場合は婦人科で相談することをおすすめします。
同じ「子宮筋腫」でも、できる場所によって症状や治療方針が大きく異なります。
子宮内膜に向かってできる子宮筋腫です。
子宮筋腫の中でも小さいうちから症状が出やすいタイプです。
小さな筋腫でも過多月経を引き起こすことがあり、治療が必要になる場合があります。
子宮の筋肉の中にできる、最も多いタイプの子宮筋腫です。
子宮筋腫の多くはこのタイプです。
子宮の外側へ向かって大きくなる子宮筋腫です。
大きくなるまで気付かないことも少なくありません。
子宮筋腫は、大きさよりも「できる場所」によって症状が異なります。
子宮筋腫で最も多い症状です。
次のような症状がある場合は注意が必要です。
この状態が続くと、鉄欠乏性貧血になることがあります。
子宮筋腫が子宮の収縮を妨げることで、生理痛が強くなることがあります。
「以前より鎮痛薬が効かなくなった」という方は、一度検査をおすすめします。
子宮筋腫では慢性的な出血により貧血を起こすことがあります。
貧血になると、
などの症状が現れることがあります。
健康診断で貧血を指摘された場合は、婦人科疾患が隠れていないか確認することも大切です。
子宮筋腫が膀胱を圧迫すると、
などがみられることがあります。
筋腫が直腸側を圧迫すると便秘になることがあります。
消化器の病気と思って受診した結果、婦人科疾患が原因だったというケースもあります。
大きな子宮筋腫では骨盤内の神経を圧迫し、腰痛の原因になることがあります。
整形外科で異常がないと言われた方でも、婦人科で子宮筋腫が見つかることがあります。
「太ったと思っていたら子宮筋腫だった」という方もいらっしゃいます。
筋腫が10cm以上になると、下腹部が膨らんで見えることがあります。
これは患者様から最も多いご質問の一つです。
結論として、「何cm以上なら必ず手術」という基準はありません。
治療方針は、
などを総合的に判断して決定します。
| 大きさ | 一般的な考え方 |
|---|---|
| ~3cm | 症状がなければ経過観察となることが多い |
| 3〜5cm | 症状や位置によって治療を検討 |
| 5〜7cm | 症状がある場合は治療を検討することが多い |
| 7〜10cm | 圧迫症状や貧血があれば手術を検討 |
| 10cm以上 | 手術を含めた治療を検討することが多い |
重要なのは、「大きさ」だけではなく「症状」と「生活への影響」です。
例えば、2cmの粘膜下筋腫でも強い過多月経で治療が必要になる方がいる一方、8cmの漿膜下筋腫でも症状がなく経過観察となる方もいます。
子宮筋腫が疑われる場合、当院では以下の流れで診断を進めます。
経腟超音波検査は、子宮筋腫の有無や大きさ、位置を確認するための基本的な検査です。
MRI検査は、筋腫の詳細な位置や大きさ、他の病気との鑑別が必要な場合や、手術を検討する際に行われることがあります。
子宮筋腫の治療は、筋腫の大きさだけではなく、症状・年齢・妊娠希望・生活への影響を総合的に考えて決定します。
症状が軽い場合は経過観察となることもありますが、症状が強い場合や妊娠への影響が考えられる場合は治療を検討します。
| 治療法 | 適している方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 経過観察 | 症状がない | 定期検査で経過を見る |
| 低用量ピル | 月経痛 | 症状を和らげる |
| ジエノゲスト | 過多月経 | 症状改善が期待できる |
| GnRHアゴニスト・GnRHアンタゴニスト | 手術前・閉経前・不正出血 | 一時的に筋腫を小さくすることがある |
| 子宮筋腫核出術 | 妊娠希望あり | 筋腫のみを摘出 |
| 子宮全摘術 | 妊娠希望なし | 再発しない |
※薬物療法は症状の改善を目的とするものであり、筋腫そのものを完全に治す治療ではありません。
手術を検討する代表的なケースは次のような場合です。
「筋腫がある=手術」ではありません。
症状がなく日常生活に支障がなければ、定期的な経過観察のみで過ごせる方も多くいらっしゃいます。
多くの方は妊娠できます。
ただし、
では、不妊や流産に影響する場合があります。
妊娠をご希望の方は、
「治療した方がよい筋腫なのか」
を婦人科で評価することが大切です。
子宮筋腫は女性ホルモンの影響を受けて大きくなるため、閉経後は多くの場合、小さくなる傾向があります。
そのため、
という方では、経過観察を選択することもあります。
ただし、
閉経後にも大きくなり続ける場合は、精密検査が必要になることがあります。
子宮筋腫は、患者様ごとに症状や生活への影響が大きく異なります。
当院では、
を大切にしています。
「手術が必要なのか相談したい」
「他院で経過観察と言われたけれど不安」
という方も、お気軽にご相談ください。
はい、一度婦人科を受診されることをおすすめします。
子宮筋腫は良性の腫瘍で、症状がないまま経過する方も少なくありません。しかし、筋腫の「大きさ」だけでなく「できている場所」によっては、現在症状がなくても将来的に過多月経や貧血、不妊などの原因になることがあります。
また、まれに精密検査が必要なケースもあるため、超音波検査で筋腫の大きさや位置を確認し、定期的な経過観察が必要かどうかを判断することが大切です。
子宮筋腫が子宮の内側(子宮内膜)を変形させたり、子宮の収縮を妨げたりすることで、生理の出血量が増えることがあります。
特に粘膜下筋腫は、小さくても過多月経を起こしやすいことが特徴です。
「以前よりナプキンの交換回数が増えた」「夜用ナプキンでも漏れる」「レバー状の血の塊が多く出る」といった症状がある場合は、子宮筋腫が原因の可能性があります。
レバー状の血の塊(血液の塊)が出る原因の一つに子宮筋腫があります。
出血量が多いと、子宮の中で血液が固まり、塊となって排出されます。
もちろん、子宮腺筋症やホルモンバランスの乱れなど他の病気が原因となることもありますので、「血の塊が頻繁に出る」「生理の量が急に増えた」という方は、一度婦人科で超音波検査を受けることをおすすめします。
はい、子宮筋腫では貧血になることが少なくありません。
過多月経が続くことで鉄分が不足し、鉄欠乏性貧血になることがあります。
貧血になると、
・疲れやすい
・めまい
・動悸
・息切れ
・頭痛
・集中力の低下
などの症状が現れることがあります。
「体質だから」と思い込まず、生理の量が多い方は婦人科で相談することが大切です。
はい、大きな子宮筋腫では腰痛の原因となることがあります。
筋腫が大きくなることで骨盤内の神経や周囲の組織を圧迫し、腰の重だるさや痛みを感じることがあります。
腰痛の原因は整形外科の病気だけではありません。生理の時に腰痛が強くなる、下腹部痛を伴うといった場合は、婦人科疾患が関係している可能性も考えられます。
子宮の前には膀胱があります。
子宮筋腫が大きくなると膀胱を圧迫し、「何度もトイレに行きたくなる」「夜中に何度も目が覚める」といった頻尿の症状が出ることがあります。
一方で、小さい筋腫では頻尿が起こることは少なく、症状は筋腫の位置や大きさによって異なります。
必ずしも治療が必要とは限りません。
子宮筋腫は症状がなく、日常生活に支障がない場合には、定期的な経過観察のみで十分なことも多くあります。
ただし、今後大きくなる可能性や、妊娠への影響が考えられる場合には、治療や経過観察の方針が変わることがあります。
「痛くないから大丈夫」と自己判断せず、一度婦人科で相談することをおすすめします。
閉経後には女性ホルモンの分泌が減少するため、多くの子宮筋腫は小さくなる傾向があります。
一方で、閉経前に自然に消失することはほとんどありません。
また、小さくなっても完全になくなるとは限らず、症状や大きさによっては経過観察を続ける必要があります。
症状がなく、小さい子宮筋腫であれば経過観察となることも少なくありません。
しかし、
・生理の量が非常に多い
・貧血が進んでいる
・強い月経痛がある
・急に大きくなっている
・妊娠を希望している
といった場合には、治療が必要となることがあります。
放置できるかどうかは、大きさだけではなく症状やライフプランも含めて判断します。
いいえ、全く異なる病気です。
子宮筋腫は子宮の筋肉にできる良性の腫瘍で、多くの場合は命に関わる病気ではありません。
一方、子宮体がんや子宮頸がんは悪性腫瘍であり、治療方法も大きく異なります。
ただし、ごくまれに悪性腫瘍との鑑別が必要になる場合もあります。そのため、「子宮筋腫と言われたから安心」と自己判断せず、定期的な診察を受けることが大切です。
5cmという大きさだけで、すぐに手術が必要とは限りません。
子宮筋腫の治療方針は、大きさだけではなく、以下の点を総合的に判断して決定します。
・生理の量が多いか
・貧血があるか
・月経痛が強いか
・妊娠を希望しているか
・子宮筋腫ができている場所
・短期間で急速に大きくなっていないか
例えば、5cmでも症状がなく日常生活に支障がなければ経過観察となることがあります。一方で、3cm程度でも粘膜下筋腫で過多月経が強い場合には治療を検討することがあります。
「〇cm以上なら必ず手術」という基準はありません。
一般的には、筋腫の大きさだけではなく、症状や生活への影響を重視して判断します。
例えば、
・重い貧血がある
・生理の量が非常に多い
・強い月経痛がある
・頻尿や便秘などの圧迫症状がある
・妊娠に影響している可能性がある
といった場合には、筋腫がそれほど大きくなくても治療を検討することがあります。
当院では、患者様の症状やライフプランも考慮しながら、一人ひとりに合った治療方針をご提案しています。
10cm以上の子宮筋腫では、手術を検討することが多くなります。
筋腫が大きくなると、
・頻尿
・便秘
・下腹部の張り
・腰痛
・強い過多月経
・貧血
などの症状が現れやすくなります。
ただし、症状の程度や年齢、妊娠希望、閉経までの期間などを踏まえて、経過観察や薬物療法を選択する場合もあります。
大きさだけで判断せず、総合的な評価が大切です。
あります。
特に子宮の内側にできる粘膜下筋腫では、2〜3cm程度でも過多月経や貧血、不妊の原因になることがあります。
一方で、子宮の外側にできる漿膜下筋腫では、5cm程度でも症状がほとんどないことがあります。
同じ大きさでも、筋腫ができている場所によって治療方針が変わるため、超音波検査などで詳しく確認することが重要です。
子宮筋腫の成長速度には個人差があります。
数年間ほとんど変化しない方もいれば、女性ホルモンの影響で徐々に大きくなる方もいます。
特に30〜40代では成長しやすい傾向がありますが、閉経後は小さくなることが一般的です。
短期間で急速に大きくなった場合には、詳しい検査が必要になることがあります。
子宮筋腫の手術には、主に以下の方法があります。
・子宮筋腫核出術:筋腫だけを取り除き、子宮を残す方法です。妊娠を希望される方に選択されることがあります。
・子宮全摘術:子宮を摘出する方法で、再発の心配がありません。妊娠を希望しない方で、症状が強い場合に検討されます。
手術方法は筋腫の大きさや位置、年齢、妊娠希望などを考慮して決定されます。
子宮筋腫核出術では、取り除いた筋腫が再発するわけではありませんが、新たな筋腫ができることがあります。
一方、子宮全摘術では子宮そのものを摘出するため、子宮筋腫が再発することはありません。
再発のリスクや治療法の選択については、将来の妊娠希望や年齢も含めて医師と相談することが大切です。
仕事復帰までの期間は、手術方法や仕事内容によって異なります。
一般的には、デスクワークであれば比較的早く復帰できる場合がありますが、重い物を持つ仕事や体力を要する仕事では、より慎重な経過観察が必要です。
具体的な復帰時期は、手術後の回復状況を確認しながら担当医と相談して決めましょう。
子宮筋腫が妊娠の妨げになっている場合には、筋腫を取り除くことで妊娠しやすくなることがあります。
ただし、すべての子宮筋腫で手術が必要というわけではありません。
筋腫の位置や大きさ、年齢、妊娠希望などを考慮して治療方針を決定します。
妊娠を希望される方は、婦人科で十分に相談したうえで治療を選択することが大切です。
まずは慌てる必要はありません。
子宮筋腫の多くは良性であり、すぐに手術が必要になる病気ではありません。
大切なのは、
・筋腫の大きさ
・できている場所
・症状の有無
・貧血の有無
・妊娠希望の有無
を確認し、ご自身に合った治療方針を決めることです。
健康診断や他院で子宮筋腫を指摘された方も、不安な点があれば一度婦人科で相談されることをおすすめします。
はい、子宮筋腫があっても妊娠・出産される方は多くいらっしゃいます。
ただし、筋腫の大きさだけでなく、できている場所によって妊娠への影響は異なります。
特に、子宮の内側にできる粘膜下筋腫や、子宮内腔を大きく変形させる筋腫では、受精卵が着床しにくくなったり、妊娠の継続に影響したりすることがあります。
一方で、子宮の外側にできる漿膜下筋腫などでは、妊娠にほとんど影響しない場合もあります。
妊娠を希望されている方は、筋腫の位置や大きさを確認し、ご自身に適した治療方針を婦人科で相談することが大切です。
子宮筋腫はすべての方で不妊の原因になるわけではありません。
しかし、筋腫が子宮内腔を変形させている場合や、卵管の近くにある場合には、妊娠しにくくなることがあります。
また、体外受精(IVF)を予定している方では、筋腫の位置や大きさによっては、治療前に手術を検討することもあります。
不妊の原因は複数の要因が重なることが多いため、子宮筋腫だけで判断せず、総合的な検査を受けることが重要です。
筋腫の位置や大きさによっては、流産のリスクに影響する場合があります。
特に、子宮内腔を変形させる粘膜下筋腫や大きな筋層内筋腫では、流産や早産との関連が指摘されています。
一方で、小さな漿膜下筋腫などでは、妊娠経過にほとんど影響しないことも少なくありません。
妊娠を希望されている方や妊娠中の方は、定期的に担当医の診察を受けながら経過をみることが大切です。
妊娠中は女性ホルモンの影響により、子宮筋腫が大きくなることがあります。
ただし、すべての筋腫が大きくなるわけではなく、妊娠中もほとんど変化しないケースもあります。
また、妊娠中に筋腫が変性(赤色変性など)を起こすと、急な腹痛を生じることがあります。そのような症状がある場合は、早めに産婦人科を受診してください。
多くの場合、自然分娩は可能です。
ただし、
・子宮筋腫が非常に大きい
・赤ちゃんの通り道をふさいでいる
・胎位に影響している
などの場合には、帝王切開が選択されることがあります。
出産方法は筋腫の状態だけでなく、妊娠経過や赤ちゃんの状態も含めて総合的に判断されます。
必ず帝王切開になるわけではありません。
子宮筋腫があっても、自然分娩が可能な方は多くいらっしゃいます。
一方で、筋腫の位置や大きさによっては、安全性を考慮して帝王切開が勧められることがあります。
妊娠中は定期健診で筋腫の状態も確認しながら、最適な分娩方法を検討します。
ケースによって異なります。
子宮内腔を大きく変形させる筋腫や、不妊・流産への影響が考えられる筋腫では、妊娠前に手術を検討することがあります。
一方で、妊娠に影響しにくい場所の筋腫では、手術をせず妊娠を目指すこともあります。
妊娠希望の有無は治療方針を決めるうえで非常に重要なため、ライフプランも含めて医師と相談することが大切です。
手術方法や術後の回復状況によって異なります。
子宮筋腫核出術後は、子宮の傷が十分に回復するまで一定期間の避妊を勧められることが一般的です。
妊活を再開する時期は、術後の診察で子宮の状態を確認しながら、担当医と相談して決めましょう。
筋腫の位置や大きさによっては、体外受精の妊娠率に影響することがあります。
特に、子宮内腔を変形させる筋腫では、受精卵の着床に影響を及ぼす可能性があるため、治療前に手術が検討されることがあります。
一方で、子宮内腔に影響しない筋腫では、体外受精をそのまま進められる場合もあります。
まずは、筋腫の位置・大きさを正確に評価することが大切です。
妊娠への影響は、「筋腫があるかどうか」ではなく、「どこに、どのくらいの大きさであるか」によって大きく異なります。
当院では、超音波検査で筋腫の状態を詳しく確認し、妊娠を希望される時期や年齢も考慮しながら、経過観察・薬物療法・手術の必要性について丁寧にご説明しています。
子宮筋腫を薬だけで完全になくすことは難しいとされています。
薬物療法の目的は、筋腫そのものを消すことではなく、過多月経や月経痛などの症状を改善し、生活の質(QOL)を高めることです。
症状が軽い方や閉経が近い方、手術を希望されない方では、薬物療法が選択されることがあります。一方で、貧血が重度の場合や筋腫が大きく日常生活に支障をきたしている場合には、手術を含めた治療を検討することもあります。
低用量ピルは筋腫そのものを小さくする薬ではありません。
しかし、生理の量を減らしたり月経痛を和らげたりする効果が期待できるため、子宮筋腫による症状の改善を目的として使用されることがあります。
妊娠を希望されている方や持病のある方では使用できない場合もあるため、医師と相談しながら治療方法を選択することが大切です。
詳しくは「低用量ピル・ミニピル・ミレーナ」のページもご覧ください。
ジエノゲストは、子宮内膜症の治療薬として広く使用されていますが、子宮筋腫による月経痛や過多月経の改善を目的に使用されることもあります。
ただし、筋腫そのものを消失させる薬ではありません。また、筋腫の大きさや症状によっては他の治療法が適している場合もあります。
どの薬が適しているかは、症状や妊娠希望の有無などを考慮して判断します。
ミレーナ(レボノルゲストレル放出子宮内システム)は、過多月経の改善を目的として使用されることがあります。
ただし、すべての子宮筋腫に適応があるわけではありません。
特に、子宮内腔が大きく変形している場合や粘膜下筋腫がある場合には、ミレーナを挿入できないことがあります。
当院では超音波検査で子宮の状態を確認したうえで、適応があるかどうかを判断しています。
ミニピルが適しているかどうかは、子宮筋腫の状態や症状によって異なります。
ミニピルは避妊や月経症状の改善を目的に使用されることがありますが、子宮筋腫そのものを治療する薬ではありません。
患者様の年齢や持病、妊娠希望の有無なども含めて、最適な治療法をご提案しています。
症状や筋腫の状態によっては、手術を行わずに経過観察や薬物療法で管理できる場合があります。
例えば、
・症状が軽い
・貧血がない
・筋腫が小さい
・閉経が近い
といった場合には、手術をせずに定期的な経過観察を選択することもあります。
一方で、症状が強い場合や日常生活に支障がある場合には、手術を含めた治療を検討することがあります。
これらは女性ホルモンの分泌を一時的に抑え、子宮筋腫を小さくしたり、過多月経を改善したりする目的で使用される薬です。
手術前に筋腫を小さくする目的や、貧血を改善する目的で使用されることがあります。
ただし、長期間の使用には制限があるため、治療期間や副作用については担当医とよく相談することが大切です。
どの薬にも副作用が生じる可能性があります。
例えば、
・不正出血
・頭痛
・吐き気
・気分の変化
・ほてり
などがみられることがあります。
子宮筋腫の薬は種類によって副作用が異なります。不正出血や頭痛、吐き気などは治療開始後に起こることがありますが、多くは一時的です。症状が強い場合や長引く場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
はい、あります。
症状がなく、筋腫が小さく、生活に支障がない場合には、定期的な超音波検査で経過をみることが一般的です。
ただし、経過観察中でも筋腫が大きくなったり、過多月経や貧血などの症状が現れたりした場合には、治療方針を見直すことがあります。
子宮筋腫の治療には、「すべての方に共通する正解」はありません。
治療方法は、
・筋腫の大きさ
・できている場所
・症状
・年齢
・妊娠希望
・ライフスタイル
などを総合的に考慮して決定します。
当院では、超音波検査で筋腫の状態を詳しく確認し、それぞれの患者様に適した治療法をご提案しています。「手術が必要か知りたい」「まずは薬で様子をみたい」など、お気軽にご相談ください。
特定の食べ物だけで子宮筋腫が治ったり、小さくなったりすることはありません。
しかし、過多月経による貧血がある方では、鉄分を多く含む食品(赤身の肉、レバー、魚、大豆製品、ほうれん草など)を意識して摂ることが大切です。
また、栄養バランスの良い食事や適正体重の維持は、健康管理の面でも重要です。サプリメントや健康食品だけに頼るのではなく、気になる症状がある場合は婦人科を受診しましょう。
基本的には、症状がなければ適度な運動を続けても問題ありません。
ウォーキングやストレッチ、軽い筋力トレーニングなどは健康維持にも役立ちます。
ただし、貧血が強い場合や激しい腹痛・大量出血がある場合は、無理をせず医師に相談してください。
子宮筋腫があるだけで性交渉を控える必要はありません。
ただし、性交時の痛みや出血がある場合は、筋腫の位置や他の婦人科疾患が関係している可能性があります。
症状が続く場合には、一度婦人科で原因を確認することをおすすめします。
現在のところ、コーヒーやアルコールが子宮筋腫を直接大きくするという明確な医学的根拠はありません。
ただし、過度な飲酒は健康全般に悪影響を及ぼすため、飲み過ぎには注意し、バランスの良い食生活や適度な運動など、健康的な生活習慣を心がけましょう。
子宮筋腫による症状が気になる場合は、生活習慣の改善だけで対処せず、婦人科を受診して適切な診断や治療を受けることが大切です。
子宮筋腫が疑われる場合は、婦人科または産婦人科を受診してください。
「生理の量が増えた」「月経痛がひどい」「健康診断で子宮筋腫を指摘された」といった症状がある場合は、超音波検査による確認が重要です。
当院では、問診・内診・超音波検査を行い、症状やライフプランに応じた治療方針をご提案しています。
子宮筋腫の初診では、まず症状や月経の状況、妊娠・出産歴などについて詳しくお伺いします。その後、内診、経腟超音波検査、血液検査(貧血や甲状腺ホルモンの確認など)を行い、子宮筋腫の大きさ、位置、貧血の有無などを確認します。
検査結果をもとに、子宮筋腫の状態や症状、ご希望に合わせた治療方針をご提案します。ご不安なことや気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
生理中でも問題なく受診できます。子宮筋腫の診察や検査、子宮頸がん検診も可能です。
ただし、経血量が多い場合は、小さな子宮頸管ポリープを確認しにくいことがあります。
ご不安なことがあれば、お電話またはWEB予約時にお気軽にご相談ください。
症状がなく経過観察となった場合でも、定期的な診察が大切です。
一般的には6~12か月ごとに超音波検査で筋腫の大きさや変化を確認します。
ただし、急に生理の量が増えた、強い痛みが出た、お腹が急に大きくなったと感じる場合は、予定を待たずに早めに受診してください。
現在のところ、子宮筋腫を確実に予防する方法は確立されていません。
また、子宮筋腫核出術を受けた後でも、新たな筋腫ができることがあります。
そのため、定期的な診察を受け、症状や筋腫の変化を確認することが大切です。
次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
・生理の量が以前より明らかに増えた
・レバー状の血の塊が多く出る
・生理痛が強くなった
・健康診断で子宮筋腫を指摘された
・貧血と言われた
・妊娠を希望している
・下腹部の張りや頻尿が気になる
子宮筋腫の多くは良性ですが、症状や筋腫の状態によって適切な対応は異なります。
当院では超音波検査で筋腫の大きさや位置を確認し、患者様の症状やライフプランに合わせた治療方針をご提案しています。気になる症状があれば、一人で悩まずお気軽にご相談ください。
三ノ宮駅前レディースクリニックでは、患者様の不安に寄り添い、迅速で負担の少ない処置を心がけております。不安な症状がある方は、いつでもお気軽にご来院ください。