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神戸・三宮の予防接種|HPVワクチン・風疹(MR)ワクチン
HPVワクチンや風疹(MR)ワクチンの接種をご検討中ではありませんか。三ノ宮駅前レディースクリニックでは、子宮頸がん予防を目的としたHPVワクチン(シルガード9)や、妊娠前にも重要な風疹(MR)ワクチンの接種を行っています。将来の健康や妊娠・出産に備えるためにも、適切な時期の接種をご検討ください。女性だけでなく男性のHPVワクチン接種にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
目次
娘さんの将来の命と妊娠する力を守るために、今できること。
「うちの子にはまだ早いかな…」
「副反応が心配…」
「本当に必要なの?」
HPVワクチンについて、このように悩まれている保護者の方は少なくありません。
しかし、婦人科医としてぜひ知っていただきたいことがあります。
子宮頸がんは、予防できる数少ないがんです。
そして、その予防のために最も重要なのが、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)です。
もし将来、娘さんが子宮頸がんになり、
- 子宮を失うことになったら…
- 妊娠をあきらめなければならなくなったら…
- 命に関わる病気になってしまったら…
そのとき、
「あの時、ワクチンを受けさせておけばよかった。」
そう後悔してほしくありません。
このページでは、保護者の皆さまにHPVワクチンの必要性や安全性について分かりやすくお伝えします。
子宮頸がんは若い女性に多いがんです
「がん」と聞くと、高齢になってから発症する病気をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、子宮頸がんは違います。
子宮頸がんは20代後半から30代の女性にも多くみられ、妊娠や出産を考える年代に発症することが特徴です。
毎年、日本では約1万人以上の女性が子宮頸がんと診断され、約3,000人の女性が亡くなっています。
さらに、子宮頸がんになる前の「前がん病変(異形成)」で治療を受けている女性はその何倍も存在します。
決して他人事ではない、身近ながんなのです。
子宮頸がんで失う可能性があるもの
命
子宮頸がんは進行すると命に関わる病気です。
子宮
進行した場合には子宮を摘出しなければならないことがあります。
妊娠する力
子宮頸部の手術や子宮摘出によって、妊娠や出産に大きな影響が出ることがあります。
将来の夢
「結婚したい」
「子どもが欲しい」
そんな将来の夢が、大きく変わってしまうことがあります。
HPVとは?
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交経験のある女性の多くが一生に一度は感染するといわれている非常にありふれたウイルスです。
決して特別な人だけが感染するものではありません。
多くの場合は自然に排除されますが、一部では感染が長期間続き、
- 子宮頸がん
- 子宮頸部異形成
- 腟がん
- 外陰がん
- 肛門がん
- 中咽頭がん
などの原因になります。
子宮頸がんになるまでの流れ
HPV感染
↓
子宮頸部異形成
↓
高度異形成
↓
子宮頸がん
↓
手術・抗がん剤・放射線治療
↓
妊娠・出産への影響
子宮頸がんは突然発症する病気ではありません。
HPV感染から数年~十数年かけて進行していきます。
だからこそ、予防ができるのです。
HPVワクチンとは?
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPVへの感染を予防するワクチンです。
現在、日本で主に使用されているのは「シルガード9」です。
シルガード9とは?
シルガード9は、9種類のHPV型に対応したワクチンです。
子宮頸がんの原因となるHPVの約80~90%を予防できるとされています。
また、
- 子宮頸部異形成
- 外陰がん
- 腟がん
- 尖圭コンジローマ
の予防効果も期待できます。
なぜ小学生・中学生で接種するのですか?
HPVワクチンは、
性交経験前に接種することで最も高い予防効果が期待できます。
そのため、
- 小学校6年生
- 中学校1年生
- 中学校2年生
- 中学校3年生
- 高校1年生相当
が公費接種の対象となっています。
「まだ小さいから早い」は、実は遅くなることがあります
多くの保護者の方が、
「高校生になったら考えよう」
「もう少し大きくなってから」
と思われます。
しかし、接種を先延ばしにしている間に、公費接種の期間を逃してしまう方も少なくありません。
また、十分な予防効果が得られる時期を過ぎてしまう可能性もあります。
将来の娘さんを守るためには、
接種できる年齢のうちに受けることがとても大切です。
HPVワクチンの安全性について
2013年に積極的勧奨が差し控えられたことで、不安を感じている保護者の方も多いと思います。
しかし、その後、日本だけでなく世界中で大規模な研究が行われ、
現在ではHPVワクチンの有効性と安全性が確認され、国も積極的に接種を勧めています。
海外ではHPVワクチンの接種率が高く、子宮頸がんの減少が報告されている国もあります。
主な副反応について
- 接種部位の痛み
- 腫れ
- 赤み
- 頭痛
- 発熱
- 倦怠感
多くは数日以内に改善します。
重い副反応は非常にまれですが、当院では万が一の場合にも対応できる体制を整えています。
HPVワクチンと不妊について
「HPVワクチンを受けると不妊になるのでは?」
と心配される方もいらっしゃいます。
しかし、現在、
HPVワクチンが不妊の原因になるという科学的根拠はありません。
むしろ、子宮頸がんになり治療を受けることで、妊娠に影響する可能性があります。
世界ではHPVワクチン接種が進んでいます
世界の多くの国では、HPVワクチンの接種が進められています。
特にオーストラリアでは、将来的に子宮頸がんをほぼ根絶できる可能性があるといわれています。
HPVワクチンは、世界的にも高く評価されている予防医療の一つです。
公費接種について
対象:
- 小学校6年生~高校1年生相当の女子
接種期間には期限があります。
期限を過ぎると、自費では数万円の費用負担が必要となる場合があります。
当院のHPVワクチン接種
シルガード9対応
WEB予約可能
保護者の付き添い可能
丁寧な説明を心がけています
婦人科専門クリニックとしてご相談をお受けしています
婦人科医から保護者の皆さまへ
私たちは、20代・30代という若い年齢で子宮頸がんになり、
「もっと早く知りたかった」
「ワクチンを受けていれば違ったかもしれない」
と話される患者さまを診てきました。
HPVワクチンは、今の娘さんのためだけではありません。
10年後、20年後、
結婚し、妊娠し、出産したいと思ったときのためのワクチンです。
どうか、
「受けさせておけばよかった」と後悔する未来ではなく、
「あの時、受けさせてよかった」と思える未来を選んでいただければと思います。
娘さんの未来を守るために、今できることがあります。
HPVワクチンについて、不安なことや分からないことがあればお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
HPVワクチンは何回接種が必要ですか?
シルガード9(9価ワクチン)の場合、15歳未満の初回接種では2回、15歳以上では3回の接種が必要です(接種間隔あり)。詳細は受診時にご説明します。
すでに性経験がある場合でもHPVワクチンは有効ですか?
すでに感染したHPV型には効果はありませんが、まだ感染していない型に対しては接種の効果があります。性経験後でも接種をお勧めします。
麻疹・風疹の抗体検査だけ受けることはできますか?
はい、抗体検査単体での受診も可能です。予約不要で対応しています(土日祝も可)。
風疹(MR)ワクチン・風疹抗体検査
「妊娠してからでは遅い」ことがあります
風疹は、多くの方が「子どもの病気」というイメージを持っています。
しかし、妊娠初期の女性が風疹に感染すると、お腹の赤ちゃんに重大な影響を及ぼすことがあります。
それが、先天性風疹症候群(CRS)です。
赤ちゃんに、
- 難聴
- 白内障
- 先天性心疾患
- 発達の遅れ
などの障害が起こることがあります。
だからこそ、
妊娠する前の風疹対策が非常に大切です。
先天性風疹症候群(CRS)とは?
妊娠初期、特に妊娠20週頃までに妊婦さんが風疹に感染すると、ウイルスがお腹の赤ちゃんへ感染することがあります。
その結果、
- 生まれつき耳が聞こえにくい
- 心臓の病気
- 目の病気
- 発達への影響
などが起こることがあります。
これを、
先天性風疹症候群(CRS)
といいます。
なぜ妊娠前のワクチン接種が必要なのですか?
妊娠中は風疹ワクチンを接種することができません。
そのため、
妊娠前に免疫をつけておくこと
がとても重要になります。
このような方は風疹抗体検査をおすすめします
✅妊娠を希望している
✅妊活を始めようと思っている
✅妊娠を考えているが、ワクチンを接種した記憶がない
✅子どもの頃に風疹にかかったか分からない
✅妊婦さんのパートナー
✅妊婦さんと同居しているご家族
まずは風疹抗体検査を受けましょう
自分に十分な免疫があるかどうかは、血液検査で確認できます。
抗体が低い場合には、ワクチン接種をご案内します。
MRワクチンとは?
MRワクチンは、
- 麻しん(はしか)
- 風疹
の2つを予防するワクチンです。
現在、日本ではMRワクチンが広く使用されています。
妊活中の方へ
赤ちゃんを迎える準備として、
- 葉酸の摂取
- 子宮頸がん検診
- ブライダルチェック
と同じように、
風疹対策も非常に重要です。
パートナーの接種も大切です
風疹は家族から感染することがあります。
そのため、
妊娠を希望される女性だけではなく、
- パートナー
- 同居家族
のワクチン接種も重要です。
妊娠中の方へ
妊娠中は風疹ワクチンを接種することができません。
そのため、
- 手洗い
- 人混みを避ける
- 周囲の方のワクチン接種
などによって感染を予防することが大切です。
婦人科医から皆さまへ
妊娠してから、
「風疹の抗体が低いことが分かった」
という方は少なくありません。
しかし、妊娠中はワクチンを接種できません。
だからこそ、
妊娠前に抗体検査を受け、必要に応じてワクチンを接種しておくことが、お腹の赤ちゃんを守ることにつながります。
赤ちゃんを迎える準備の一つとして、ぜひ一度ご相談ください。
三ノ宮駅前レディースクリニックでは、患者様の不安に寄り添い、迅速で負担の少ない処置を心がけております。不安な症状がある方は、いつでもお気軽にご来院ください。