女性医師常駐・【日帰り】完全無痛中絶手術・ピル外来

内からの美 フェムケアについて

こんにちは。三ノ宮駅前レディースクリニック、姫路の森レディースクリニック統括院長・産婦人科専門医の山下衣里子です。

今回は、「フェムケア」について、産婦人科専門医の立場からわかりやすく解説します。

先日も休みを利用し性教育講演に行ってきました。
私が性教育を始めた十数年前。本当に認知されておらず、熱意ある養護教諭の方にお声をかけていただき、最初はたった1校から始まりましたが、時を経て、今は枚方市のほぼすべての公立中学校に毎年呼んでいただけるようになり、枚方市は頸がんワクチン普及率も日本全国でも高いと聞いています。
できることは微々たるものですが一石は投じられたのかなと自負しています。

ですが、まだまだ未開な場所の方が実際多いのが現状です。
性教育なんて学校でするの?
何を話すの?
子供に聞かせるにはまだ早い話なんじゃないの?
寝た子を起こすんじゃないか?
などといった偏見もまだまだ根深くあります。

枚方での勤務を退職したことも踏まえ、例え微々たる一石だったとしても、
たくさんの地域で、たくさんの人が一石を投じられるようにしていきたいと思うようになり、
数年前から性教育に興味を持つ方に順次講演を実際見にきていただくようにしています。

先日も、地域で性教育を広めたいという他府県の方が見学にきてくれていました。
その後食事に行き、振り返りをしたのですが、その時ふいにフェムケアの話で盛り上がりました。

私は普段から患者さんによく説明していますが、女性の外陰部のケア。
諸説あるとは思いますが、私自身のこれまでの診療経験からお伝えすると、専用のものであってもソープは使用しない方がいいと思っています。

膣には乳酸菌(正しくはデーデルライン桿菌といいます)がいて、酸を発酵し腟内を弱酸性に保っています。
雑菌は酸性環境に弱いのでその正常環境が整っていると、臭いやかゆみなどの外陰部のトラブルは起こりにくいとされています。

よかれと思いしっかり洗ったりすると、菌自体が洗い流されその一時は綺麗になっても
引き続きの環境が作れないことで雑菌が代わりに繁殖しやすくなります。
外陰部は、お風呂やシャワーのお湯でやさしく洗う程度で十分ですが、
膣の中まで洗う必要はありませんので、一度正しい外陰部の洗い方を試してみてください。

フェムケアについても、今後またコラムでアドバイスしていけたらいいなと思います😊

山下衣里子 医師
三ノ宮駅前レディースクリニック
姫路の森レディースクリニック
統括院長・産婦人科専門医