女性医師常駐・【日帰り】完全無痛中絶手術・ピル外来

神戸・三宮の不正出血|茶色いおりもの・生理以外の出血

生理ではない時期に出血がある、茶色いおりものが続く、少量の出血が続いているなどのお悩みはありませんか。不正出血は、ホルモンバランスの乱れによるものから、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸部異形成、子宮体がんなどの病気が原因となっている場合もあります。三ノ宮駅前レディースクリニックでは、不正出血の原因を調べるための診察・検査を行っています。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。

不正出血とは?

不正出血とは、生理(月経)以外の時期に腟から出血することをいいます。

出血量は、おりものに少量の血が混じる程度のものから、生理と同じくらいの出血までさまざまです。また、出血の色も鮮やかな赤色だけでなく、ピンク色や茶色など原因によって異なります。

不正出血は決して珍しい症状ではなく、多くの女性が一度は経験するといわれています。ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れなどによる一時的なものもあれば、排卵に伴う生理的な出血であることもあります。

一方で、子宮や卵巣の病気、妊娠に関連する異常が原因となっていることも少なくありません。そのため、「少量だから様子をみよう」「すぐに止まったから大丈夫」と自己判断せず、原因を確認することが大切です。

特に、妊娠中の出血、閉経後の出血、性交後の出血、出血を繰り返す場合は、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

正常な月経との違い

正常な月経は、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の働きによって厚くなった子宮内膜が一定の周期で剥がれ落ちることで起こる、生理的な出血です。

一般的には、25~38日程度の周期で3~7日間続くとされており、毎月ほぼ決まった時期にみられます。

一方、不正出血は月経とは関係のない時期に起こる出血です。出血量や色、期間は一定ではなく、少量の茶色いおりもの程度の場合もあれば、生理と同じくらい出血することもあります。

正常な月経と不正出血の違い

正常な月経不正出血
約25~38日の周期で起こる月経周期とは関係なく起こる
3~7日程度続く数時間から数週間とさまざま
出血量が徐々に増え、その後減少する少量から大量までさまざま
毎月ほぼ同じ時期に起こる起こる時期が予測できない

「生理予定日ではないのに出血した」「いつもと違う出血があった」という場合は、不正出血の可能性があります。

正常な排卵出血とは

排卵出血とは、排卵の時期に女性ホルモンが一時的に変動することで起こる少量の出血です。

一般的には病気ではなく、生理的な現象の一つと考えられています。

排卵出血の特徴

  • 月経と月経の中間頃に起こる
  • 少量の出血であることが多い
  • ピンク色や茶色のおりもの程度
  • 1~3日ほどで自然に治まる
  • 軽い下腹部痛を伴うことがある

ただし、出血量が多い場合や数日以上続く場合、毎回繰り返す場合は、排卵出血ではなく別の病気が原因となっている可能性があります。一度婦人科で相談すると安心です。

どんな出血を不正出血というの?

次のような出血は、不正出血に該当する可能性があります。

少量の出血

  • おりものに血が混じる
  • 茶色のおりものが続く
  • ピンク色のおりものがみられる
  • 下着に少量の血液が付着する

多量の出血

  • 生理と同じくらい出血する
  • ナプキンを頻繁に交換する必要がある
  • レバー状の血の塊が出る

状況によってみられる出血

  • 生理ではない日に出血した
  • 生理終了後に再び出血した
  • 性交後に出血した
  • 妊娠中に出血した
  • 閉経後に出血した
  • 出血を何度も繰り返している

これらの症状がある場合は、原因を調べるためにも婦人科を受診しましょう。

不正出血は珍しい症状ではありません

不正出血は、20代・30代・40代・50代以降まで、幅広い年代の女性にみられる症状です。

原因は年代によって異なります。

  • 10~20代:ホルモンバランスの乱れ、排卵出血など
  • 20~30代:妊娠に伴う出血、子宮頸管ポリープ、子宮頸管炎など
  • 40~50代:更年期によるホルモン変化、子宮筋腫、子宮内膜ポリープなど
  • 閉経後:子宮体部の病気などを含め、原因を確認することが重要

多くは良性の原因ですが、中には治療が必要な病気が隠れていることもあります。

そのため、不正出血が続く場合や繰り返す場合は、早めに婦人科を受診して原因を確認することが大切です。

放置してはいけない不正出血

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 妊娠の可能性がある状態で出血した
  • 閉経後に出血した
  • 性交後の出血を繰り返している
  • 出血量が急に増えた
  • 強い腹痛や発熱を伴う
  • 出血が1週間以上続く
  • 不正出血を何度も繰り返している

これらの症状は、原因を詳しく調べる必要がある場合があります。

ポイント

不正出血の原因は一つではありません。ホルモンバランスの乱れなど一時的なものもありますが、子宮や卵巣の病気が隠れていることもあります。原因を正しく判断するためにも、気になる出血がある場合は早めに婦人科へご相談ください。

不正出血の原因

不正出血の原因は一つではありません。

ホルモンバランスの変化による一時的なものから、妊娠に伴う出血、子宮や卵巣の病気まで、さまざまな原因が考えられます。

原因によって治療の必要性や緊急性が異なるため、「少しの出血だから大丈夫」と自己判断せず、原因を確認することが大切です。

不正出血の主な原因についてご紹介します。

ホルモンバランスの乱れ

不正出血で最も多い原因の一つが、ホルモンバランスの乱れです。

女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌が一時的に乱れることで子宮内膜が不安定になり、生理予定日ではない時期に出血することがあります。

次のようなことがきっかけになる場合があります。

  • 強いストレス
  • 睡眠不足
  • 過労
  • 急激な体重変化
  • ダイエット
  • 環境の変化
  • 更年期
  • 思春期

多くは自然に改善することもありますが、出血が続く場合は婦人科で原因を確認しましょう。

排卵による出血(排卵出血)

排卵の前後には女性ホルモンが一時的に変化するため、少量の出血がみられることがあります。

排卵出血の特徴

  • 生理と生理の中間頃に起こる
  • 少量であることが多い
  • 茶色やピンク色のおりもの程度
  • 1〜3日ほどで自然に止まる

排卵出血は病気ではないことが多いですが、出血量が多い場合や毎回繰り返す場合は、ほかの病気が原因となっている可能性もあります。

妊娠による出血

妊娠している場合でも出血がみられることがあります。

代表的なものとして

  • 着床に伴う出血
  • 切迫流産
  • 流産
  • 子宮外妊娠

などがあります。

妊娠中の出血は原因によっては緊急性が高いこともあるため、妊娠の可能性がある場合は自己判断せず、早めに医療機関を受診してください。

子宮の病気

不正出血は、子宮の病気によって起こることがあります。

代表的な病気には次のようなものがあります。

子宮頸管ポリープ

子宮の入り口にできる良性のポリープです。

性交後や内診後に少量出血することがあります。

子宮内膜ポリープ

子宮内膜にできる良性のポリープで、生理以外の出血や月経量の増加の原因になることがあります。

子宮筋腫

子宮にできる良性の腫瘍です。

生理の量が増えるだけでなく、不正出血を伴うこともあります。

子宮腺筋症

子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉内で増殖する病気です。

月経量の増加や強い生理痛、不正出血がみられることがあります。

子宮頸がん・子宮体がん

不正出血の原因として見逃してはいけない病気が、子宮頸がんと子宮体がんです。

初期には自覚症状が少ないこともありますが、次のような症状が現れることがあります。

  • 性交後の出血
  • 茶色のおりもの
  • 閉経後の出血
  • 少量の出血が続く

早期発見・早期治療が大切です。不正出血が続く場合は、婦人科で詳しい検査を受けましょう。

子宮や腟の炎症

細菌やウイルスなどによる感染症で、子宮頸管や腟に炎症が起こると出血することがあります。

代表的なもの

  • 子宮頸管炎
  • 腟炎
  • 性感染症

おりものの増加、におい、かゆみ、痛みを伴う場合は、感染症の可能性も考えられます。

更年期の不正出血

40代後半から50代にかけては、更年期によるホルモンバランスの変化で不正出血がみられることがあります。

しかし、更年期だからといってすべてがホルモンの影響とは限りません。

子宮体がんや子宮内膜ポリープなどの病気が隠れている場合もあるため、一度は婦人科で原因を確認することが大切です。

ピル・ホルモン剤による出血

低用量ピルやホルモン治療を開始した直後は、不正出血がみられることがあります。

多くは数か月以内に落ち着きますが、

  • 出血量が多い
  • 長期間続く
  • 強い腹痛がある

場合は、薬の変更や詳しい検査が必要になることがあります。

年代によって多い原因は異なります

年代考えられる主な原因
10~20代ホルモンバランスの乱れ、排卵出血
20~30代妊娠、子宮頸管ポリープ、感染症
40代子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、更年期
50代以降閉経後のホルモン変化、子宮体がんなど

年代によって起こりやすい原因は異なりますが、どの年代でも病気が隠れている可能性があります。

不正出血の原因は検査で確認することが大切です

不正出血だけでは原因を判断することはできません。

問診や内診、超音波検査、子宮頸がん検診、必要に応じて子宮体がん検査などを組み合わせて原因を調べます。

不正出血が一度だけだった場合でも、繰り返す場合や不安がある場合は早めの受診をおすすめします。

ポイント

不正出血の原因は、ホルモンバランスの変化など心配の少ないものから、妊娠に関連する異常や子宮・卵巣の病気までさまざまです。症状だけで原因を判断することは難しいため、不正出血が続く場合や繰り返す場合は、早めに婦人科を受診しましょう。

年代別にみる不正出血の特徴(10代~閉経後)

不正出血は、年代によって起こりやすい原因が異なります。

思春期ではホルモンバランスの乱れが多く、妊娠可能年齢では妊娠や子宮の病気、更年期ではホルモンの変化、閉経後では子宮体がんなどの病気に注意が必要です。

ここでは年代ごとの特徴についてご紹介します。

10代(思春期)の不正出血

初経(初めての月経)から数年間は、女性ホルモンの分泌がまだ安定していません。

そのため、排卵が起こらない周期(無排卵周期)が多く、不正出血がみられることがあります。

主な原因

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 無排卵周期
  • ストレス
  • 急激な体重減少
  • 激しい運動

受診の目安

次のような場合は婦人科を受診しましょう。

  • 出血が長く続く
  • 出血量が多い
  • 貧血症状がある
  • 強い腹痛を伴う

多くは成長とともに月経周期が安定しますが、症状が続く場合は原因を確認することが大切です。

20~30代の不正出血

20~30代は妊娠・出産の可能性がある年代です。

そのため、不正出血がみられた場合は妊娠に関連する出血も考える必要があります。

また、仕事や生活環境の変化によるストレスもホルモンバランスへ影響を与えることがあります。

主な原因

  • 妊娠初期の出血
  • 切迫流産
  • 子宮外妊娠
  • 排卵出血
  • 子宮頸管ポリープ
  • 子宮頸管炎
  • 性感染症
  • ホルモンバランスの乱れ

受診の目安

妊娠の可能性がある場合や、性交後の出血を繰り返す場合は、早めに婦人科を受診してください。

40代(更年期前後)の不正出血

40代になると、更年期が近づき女性ホルモンの分泌が大きく変化します。

月経周期が乱れ、不正出血が起こることも珍しくありません。

しかし、更年期だからと自己判断するのは危険です。

子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮体がんなどが原因となることもあります。

主な原因

  • 更年期によるホルモン変化
  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮腺筋症
  • 子宮内膜増殖症
  • 子宮頸がん
  • 子宮体がん

受診の目安

  • 生理以外の出血が続く
  • 月経量が急に増えた
  • 閉経が近いと思っていたのに出血を繰り返す

このような場合は詳しい検査をおすすめします。

50代以降・閉経後の不正出血

閉経後は、本来月経がありません。

そのため、閉経後の出血は少量であっても原因を確認することが重要です。

加齢に伴い腟粘膜が薄くなることで出血することもありますが、子宮体がんなどの病気が原因となる場合もあります。

主な原因

  • 腟の萎縮(萎縮性腟炎)
  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮体がん
  • 子宮頸がん
  • ホルモン補充療法による出血

受診の目安

閉経後に一度でも出血した場合は、出血量にかかわらず婦人科を受診しましょう。

早期発見・早期治療につながる可能性があります。

年代別に多い原因のまとめ

年代主な原因特徴
10代ホルモンバランスの乱れ、無排卵周期月経周期が安定していない
20~30代妊娠、排卵出血、ポリープ、感染症妊娠関連の出血にも注意
40代更年期、子宮筋腫、子宮内膜ポリープホルモン変化と病気の両方を考える
50代以降・閉経後萎縮性腟炎、子宮体がん、子宮頸がん少量でも早めの受診が重要

年代にかかわらず受診をおすすめする症状

年代に関係なく、次のような症状がある場合は早めに婦人科を受診しましょう。

  • 生理ではない時期に出血した
  • 出血を繰り返している
  • 妊娠の可能性がある
  • 閉経後に出血した
  • 性交後に出血する
  • 出血量が多い
  • 強い腹痛や発熱を伴う
  • めまいや貧血症状がある

不正出血の原因は年代だけで判断することはできません。

症状や年齢に応じて適切な検査を受けることで、病気の早期発見・早期治療につながります。

ポイント

不正出血の原因は年代によって異なる傾向がありますが、年齢だけで原因を判断することはできません。特に、妊娠中の出血や閉経後の出血、繰り返す不正出血は、早めに婦人科で検査を受けることが大切です。

放置してはいけない症状・受診の目安

不正出血は、ストレスやホルモンバランスの変化による一時的なものから、妊娠に関連する異常や子宮・卵巣の病気まで、さまざまな原因で起こります。

中には緊急性が高い病気が隠れていることもあるため、「少量だから大丈夫」「すぐ止まったから様子をみよう」と自己判断せず、気になる症状がある場合は婦人科を受診することが大切です。

以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

すぐに婦人科を受診した方がよい症状

次のような症状がある場合は、できるだけ早く婦人科を受診してください。

生理ではない時期に出血した

月経予定日ではない時期に出血した場合は、不正出血の可能性があります。

ホルモンバランスの乱れによることもありますが、子宮や卵巣の病気が原因となることもあるため、一度原因を確認しましょう。

出血を繰り返している

一度だけではなく、何度も不正出血を繰り返す場合は注意が必要です。

子宮内膜ポリープや子宮筋腫、子宮頸管ポリープなどが原因となっていることがあります。

出血量が多い

次のような場合は早めの受診が必要です。

  • ナプキンを1~2時間ごとに交換しなければならない
  • レバー状の血の塊が多く出る
  • 出血が止まらない

大量出血では貧血を起こすこともあります。

強い腹痛や発熱を伴う

出血に加えて

  • 強い下腹部痛
  • 発熱
  • 吐き気
  • 強い倦怠感

がある場合は、感染症や妊娠に関連する病気などが隠れている可能性があります。

早めに婦人科を受診しましょう。

妊娠の可能性がある場合

妊娠中の出血は、

  • 着床出血
  • 切迫流産
  • 流産
  • 子宮外妊娠

などさまざまな原因が考えられます。

特に強い腹痛を伴う場合や出血量が多い場合は、早急な対応が必要になることがあります。

閉経後に出血した

閉経後は月経がありません。

そのため、少量であっても出血があった場合は必ず婦人科を受診してください。

加齢による変化の場合もありますが、子宮体がんなどの病気が原因となっている可能性もあります。

性交後に出血する

性交後の出血を繰り返す場合は、

  • 子宮頸管ポリープ
  • 子宮頸管炎
  • 子宮頸がん

などが原因となることがあります。

出血が続く場合は原因を確認しましょう。

様子をみてもよい場合はある?

次のような場合は、一時的なホルモン変化による可能性があります。

  • 排卵時期の少量出血
  • ピル開始後まもない時期
  • 強いストレスがあった後

しかし、「様子をみてもよい」と自己判断することはおすすめできません。

出血が続く場合や繰り返す場合は、早めに婦人科で相談しましょう。

緊急受診が必要な症状

次のような症状がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。

  • 出血量が非常に多い
  • めまいや意識が遠のく感じがある
  • 激しい腹痛を伴う
  • 妊娠中に大量出血した
  • 冷や汗や顔面蒼白がある

症状によっては緊急の治療が必要となる場合があります。

受診までに確認しておくとよいこと

診察をスムーズに行うため、次の内容を確認しておくと役立ちます。

  • 出血が始まった日
  • 出血量
  • 出血の色(赤色・茶色・ピンク色など)
  • 最終月経開始日
  • 月経周期
  • 妊娠の可能性
  • 腹痛や発熱などの症状
  • 内服中の薬(低用量ピルなど)

スマートフォンのメモや月経管理アプリに記録しておくと、診察時に役立ちます。

当院ではこのような症状に対応しています

当院では、不正出血の原因を確認するために、問診・内診・超音波検査・子宮頸がん検査・必要に応じて子宮体がん検査などを行っています。

患者さま一人ひとりの年齢や症状に合わせて必要な検査をご提案し、原因に応じた治療をご案内いたします。

不正出血が続く場合や繰り返す場合、少しでも不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

放置してはいけない症状チェックリスト

✓ 生理ではない時期の出血

✓ 出血を繰り返す

✓ 出血量が多い

✓ 強い腹痛を伴う

✓ 妊娠の可能性がある

✓ 閉経後に出血した

✓ 性交後の出血がある

✓ めまい・貧血症状がある

ポイント

不正出血は原因によって治療法が異なります。症状だけでは原因を判断できないため、「いつもと違う出血」があった場合は、早めに婦人科で相談することが大切です。

当院で行う検査

不正出血の原因は、ホルモンバランスの乱れによる一時的なものから、妊娠や子宮・卵巣の病気までさまざまです。

症状だけで原因を判断することは難しいため、当院では患者さまの年齢や症状、出血の状況に合わせて必要な検査を行い、原因を詳しく調べます。

検査は患者さまのお身体への負担に配慮しながら進めますので、ご不安なことがあればお気軽にご相談ください。

問診

まずは現在の症状について詳しくお伺いします。

問診では、次のような内容を確認します。

  • 出血が始まった時期
  • 出血量や出血の色
  • 月経周期
  • 最終月経開始日
  • 妊娠の可能性
  • 腹痛や発熱などの症状
  • 服用中のお薬(低用量ピルなど)
  • 過去の婦人科疾患や手術歴

原因を特定するために重要な情報となるため、気になることは遠慮なくお伝えください。

 内診

必要に応じて内診を行います。

内診では、

  • 子宮の大きさ
  • 子宮や卵巣の状態
  • 腟や子宮頸部からの出血
  • ポリープなどの有無

を確認します。

当院では患者さまのプライバシーに十分配慮し、不安や痛みにできるだけ配慮しながら診察を行っています。

経腟超音波(エコー)検査

超音波検査では、子宮や卵巣の状態を詳しく確認します。

次のような病気の診断に役立ちます。

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮腺筋症
  • 卵巣のう腫
  • 子宮内膜の厚さ
  • 妊娠の有無

放射線を使用しない検査であり、身体への負担が少ないことが特徴です。

子宮頸がん検査

必要に応じて子宮頸部の細胞を採取し、子宮頸がんや前がん病変がないかを調べます。

性交後の出血や子宮頸部からの出血が疑われる場合には特に重要な検査です。

定期的な子宮頸がん検診を受けることは、病気の早期発見につながります。

子宮体がん検査

閉経後の出血や、子宮内膜の異常が疑われる場合には、必要に応じて子宮内膜の細胞を採取する検査を行います。

子宮体がんや子宮内膜増殖症などの診断に役立ちます。

症状や年齢、超音波検査の結果を踏まえて、必要と判断した場合にご案内します。

血液検査・尿検査

必要に応じて血液検査や尿検査を行います。

確認する内容には、

  • 貧血の有無
  • 炎症反応
  • ホルモンの状態
  • 妊娠反応

などがあります。

症状に応じて適切な検査を組み合わせます。

 検査結果をもとに治療方針をご説明します

検査で原因を確認した後は、患者さまの症状やライフステージに合わせて治療方針をご提案します。

例えば、

  • ホルモンバランスの乱れによる出血
  • 良性疾患(子宮筋腫・ポリープなど)
  • 炎症や感染症
  • 妊娠に関連する出血

など、原因によって治療方法は異なります。

検査結果や治療内容については、できるだけわかりやすく丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めていきます。

当院の検査の特徴

当院では、患者さまが安心して受診いただけるよう、次の点を大切にしています。

  • 丁寧な問診で症状を詳しく確認
  • 必要な検査のみをご提案
  • プライバシーに配慮した診察環境
  • わかりやすい検査結果の説明
  • 一人ひとりに合わせた治療方針をご提案

「婦人科は受診しづらい」と感じている方にも、安心してご相談いただける診療を心がけています。

検査内容一覧

検査主な目的
問診症状や月経周期、妊娠の可能性などを確認
内診子宮・卵巣・腟の状態を確認
経腟超音波検査子宮筋腫、ポリープ、卵巣の異常などを確認
子宮頸がん検査子宮頸がんや前がん病変の有無を確認
子宮体がん検査子宮体がんや子宮内膜の異常を確認
血液・尿検査貧血、炎症、妊娠反応などを確認

ポイント

不正出血の原因は症状だけでは判断できません。当院では、必要な検査を組み合わせて原因を丁寧に確認し、患者さま一人ひとりに適した治療をご提案しています。不安な症状がある場合は、お早めにご相談ください。

不正出血の治療

不正出血の治療は、原因によって大きく異なります。

そのため、「出血を止める治療」ではなく、まずは検査で原因を確認し、その原因に応じた適切な治療を行うことが大切です。

当院では、問診や内診、超音波検査などの結果をもとに、患者さま一人ひとりの症状やライフステージに合わせた治療をご提案しています。

ホルモンバランスの乱れによる不正出血

ストレスや疲労、更年期などによるホルモンバランスの乱れが原因の場合は、症状や年齢に応じて治療を行います。

主な治療

  • 経過観察
  • ホルモン療法
  • 低用量ピル
  • 黄体ホルモン製剤
  • 生活習慣の改善

十分な睡眠や栄養バランスのよい食事、ストレスの軽減なども症状の改善につながることがあります。

子宮筋腫・子宮内膜ポリープなどの治療

子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの良性疾患では、症状の程度や病変の大きさに応じて治療方法を検討します。

主な治療

  • 定期的な経過観察
  • 薬物療法
  • 手術療法(必要な場合)

すべての病変で手術が必要になるわけではありません。

症状や生活への影響を考慮しながら治療方針を決定します。

炎症・感染症による治療

子宮頸管炎や腟炎、性感染症などが原因の場合は、原因となる細菌やウイルスに応じた治療を行います。

主な治療

  • 抗菌薬
  • 抗真菌薬
  • 抗ウイルス薬

症状が改善しても自己判断で治療を中断せず、医師の指示どおり治療を続けることが大切です。

妊娠に関連する出血

妊娠中の出血は、原因によって対応が異なります。

着床出血など経過観察が可能な場合もありますが、

  • 切迫流産
  • 流産
  • 子宮外妊娠

などでは速やかな対応が必要になることがあります。

妊娠の可能性がある場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

子宮頸がん・子宮体がんが見つかった場合

検査の結果、専門的な治療が必要と判断された場合は、適切な医療機関と連携し、速やかにご紹介いたします。

早期発見・早期治療は、治療の選択肢を広げるうえでも重要です。

不正出血は、病気を早期に発見するきっかけとなることがあります。

当院の治療方針

当院では、「不正出血=すぐに薬を処方する」のではなく、まず原因を正しく診断することを大切にしています。

患者さまの年齢や妊娠希望の有無、生活背景なども考慮しながら、一人ひとりに適した治療をご提案します。

治療内容については、わかりやすく丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めていきます。

日常生活で気をつけたいこと

治療とあわせて、日常生活を整えることも大切です。

日常生活のポイント

  • 十分な睡眠をとる
  • 栄養バランスのよい食事を心がける
  • 無理なダイエットを避ける
  • 適度な運動を取り入れる
  • ストレスをため込みすぎない
  • 月経周期や出血の記録をつける

体調の変化に気づきやすくなり、診察時にも役立ちます。

当院へお気軽にご相談ください

不正出血は、多くの場合すぐに命に関わる症状ではありませんが、中には早期治療が必要な病気が隠れていることがあります。

「少量だから大丈夫」

「一度だけだから様子をみよう」

と自己判断せず、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。

当院では、患者さまのお話を丁寧に伺い、不安なお気持ちに寄り添いながら診療を行っています。

原因別の主な治療方法

原因主な治療
ホルモンバランスの乱れ経過観察・ホルモン療法・生活習慣の改善
子宮筋腫・子宮内膜ポリープ経過観察・薬物療法・必要に応じて手術
炎症・感染症抗菌薬・抗真菌薬など
妊娠に関連する出血原因に応じた適切な治療
子宮頸がん・子宮体がん専門医療機関と連携した治療

ポイント

不正出血は原因によって治療法が異なります。当院では原因を丁寧に診断し、患者さま一人ひとりに適した治療をご提案しています。不安な症状がある場合は、お早めにご相談ください。

よくある質問(FAQ)

少量の不正出血でも受診したほうがよいですか?

はい。

少量の出血でも、不正出血が繰り返される場合や原因がわからない場合は、一度婦人科でご相談ください。

ホルモンバランスの乱れによることもありますが、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮頸がんなどが原因となっていることもあります。

茶色いおりものは不正出血ですか?

茶色いおりものは、古い血液が混ざっている状態であることが多く、不正出血の一種と考えられる場合があります。

生理前後にみられる少量の茶色いおりものは心配のないこともありますが、生理とは関係なく続く場合や繰り返す場合は婦人科を受診しましょう。

ストレスでも不正出血は起こりますか?

はい。

ストレスや睡眠不足、疲労などによって女性ホルモンの分泌が乱れると、不正出血が起こることがあります。

ただし、ストレスだけが原因とは限りません。

自己判断せず、原因を確認することが大切です。

排卵出血と不正出血はどう違いますか?

排卵出血は、排卵時にホルモンバランスが一時的に変化することで起こる少量の出血です。

一方、不正出血は排卵出血だけでなく、子宮や卵巣の病気、妊娠などさまざまな原因で起こる出血を含みます。

出血量が多い場合や数日以上続く場合は婦人科で相談しましょう。

更年期の不正出血は様子を見ても大丈夫ですか?

更年期にはホルモンバランスの変化で不正出血が起こることがあります。

しかし、更年期だからと自己判断することはおすすめできません。

子宮体がんや子宮内膜ポリープなどが隠れている場合もあるため、一度は婦人科で検査を受けましょう。

閉経後に少量出血しました。受診したほうがよいですか?

はい。

閉経後は本来出血がありません。

少量でも出血があった場合は、原因を確認するため婦人科を受診してください。

加齢による変化の場合もありますが、子宮体がんなどの病気が原因となっていることもあります。

妊娠中に出血したらどうすればよいですか?

妊娠中の出血は、

・着床出血
・切迫流産
・流産
・子宮外妊娠

などさまざまな原因があります。

自己判断せず、できるだけ早く医療機関へご相談ください。

性交後に出血しました。病気でしょうか?

性交後の出血は、

・子宮頸管ポリープ
・子宮頸管炎
・子宮頸がん

などが原因となることがあります。

一度だけでも、繰り返す場合は婦人科で検査を受けましょう。

不正出血は自然に治りますか?

ホルモンバランスの乱れなどが原因の場合は自然に改善することもあります。

しかし、原因によっては治療が必要になるため、「自然に治る」と決めつけず、症状が続く場合は受診をおすすめします。

不正出血があると子宮がんの可能性がありますか?

不正出血は子宮頸がんや子宮体がんの症状の一つとなることがあります。

もちろん、すべての不正出血ががんというわけではありません。

原因を調べるためにも、不正出血が続く場合や閉経後の出血、性交後の出血がある場合は婦人科を受診しましょう。

不正出血のときに生理用品は何を使えばよいですか?

少量の出血であれば、おりものシートやナプキンを使用することが一般的です。

タンポンの使用は、感染予防の観点から避けたほうがよい場合もあります。

出血量が多い場合は、早めに婦人科を受診してください。

不正出血は何日続いたら受診したほうがよいですか?

1~2日で自然に止まることもありますが、

・出血が数日以上続く
・出血を繰り返す
・出血量が増える
・強い腹痛や発熱を伴う

場合は早めの受診をおすすめします。

婦人科ではどのような検査をしますか?

症状に応じて、

・問診
・内診
・経腟超音波検査(エコー)
・子宮頸がん検査
・子宮体がん検査
・血液検査

などを組み合わせて原因を調べます。

患者さまの症状に合わせて必要な検査をご案内しますので、ご不安なことはお気軽にご相談ください。

不正出血は予防できますか?

すべてを予防することはできませんが、

・規則正しい生活
・十分な睡眠
・バランスのよい食事
・適度な運動
・定期的な婦人科検診

を心がけることで、健康管理につながります。

また、普段から月経周期や出血の有無を記録しておくと、体調の変化に気づきやすくなります。

不正出血で婦人科を受診するのは恥ずかしいのですが…

「この程度で受診してよいのかな」と悩まれる方は少なくありません。

しかし、不正出血は体からのサインであり、原因を確認することが大切です。

当院では、患者さまが安心してご相談いただけるよう、プライバシーに配慮した診療を心がけています。

三ノ宮駅前レディースクリニックでは、患者様の不安に寄り添い、迅速で負担の少ない処置を心がけております。不安な症状がある方は、いつでもお気軽にご来院ください。