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性器ヘルペス
性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)1型または2型の感染により、性器周辺に潰瘍性・水疱性病変を形成する病気です。一度感染すると神経節に潜伏し、免疫力低下時に再発を繰り返すことがあります。
目次
発症タイプ別の症状
| 初感染初発 | 最も症状が重い。38℃以上の発熱・倦怠感を伴うことも。大陰唇〜会陰部に多発する潰瘍・水疱。排尿困難・歩行困難になる場合も |
|---|---|
| 非初感染初発 | 以前に感染していたが無症状だった状態。免疫低下で発症。初感染より症状は軽いことが多い |
| 再発 | 症状は軽く、性器〜殿部・大腿部に小さな水疱や潰瘍が数個。前兆(外陰部違和感・大腿の神経痛様疼痛)を感じることも |
検査方法
病歴・臨床症状・局所所見による臨床診断が最重要です。必要に応じてHSV抗原の迅速診断補助キットを使用しますが、感度は100%ではないため陰性であっても感染を否定できない場合があります。
治療方法
| 軽症・中等症(初発〜再発) | バラシクロビル500mg 1日2回5日間(初発は10日まで)、またはファムシクロビル250mg 1日3回5日間 |
|---|---|
| 再発抑制療法(頻回再発) | バラシクロビル500mg 1日1回・1年間継続 |
| 早期短期療法(再発時) | ファムシクロビル250mg×4錠 1日2回・1日間(前兆を感じた時点で服用) |
抗ウイルス薬はHSVの増殖を抑制し、治癒までの期間を短縮します。発症直後に服用するほど効果が高いため、症状に気づいたらすぐに受診してください。
パートナーへの感染予防
発症中は潰瘍・水疱部にウイルスが多数存在します。完全に治癒するまで性行為は控えましょう。コンドームはある程度有効ですが、性器以外の部位にも発症するため完全な予防にはなりません。
よくあるご質問
一度治ったら再発しませんか?
HSVは一度感染すると神経節に潜伏し体から完全には排除されません。免疫力が低下した際に再発します。規則的な生活・十分な睡眠・ストレス管理で再発を減らすことができます。頻回に再発する方には再発抑制療法が有効です。
再発時の早期短期療法はどのように使いますか?
前兆(外陰部の違和感・大腿の神経痛様疼痛など)を感じた時点でファムシクロビルを服用します。医療機関を受診せず自宅で対処できるよう、あらかじめ処方薬をお持ちいただく形になります。ご希望の方はご相談ください。
三ノ宮駅前レディースクリニックでは、患者様の不安に寄り添い、迅速で負担の少ない処置を心がけております。不安な症状がある方は、いつでもお気軽にご来院ください。