
中絶手術のあと、生理はおよそ1〜2ヶ月以内に再開するのが一般的です。
再開の時期には個人差があり、もともと生理不順の方や、心身のストレスが大きい場合には、回復に時間がかかることもあります。 経血量が少ない・多い、出血が長く続くなど、一時的な変化が見られることもありますが、これは術後によくある現象です。 術後2ヶ月以上経っても生理が来ない場合や、不正出血・腹痛などがある場合には、早めの受診をおすすめします。
中絶後すぐに妊娠する可能性もあるため、早期からの避妊対策が非常に重要です。
当院では、患者様のライフスタイルや健康状態に合わせた避妊方法をご提案しています。 当院の大きな特徴は、術中麻酔下でミレーナの装着が可能であることです。
他の医療機関では、別日に再来院して装着する流れが一般的ですが、当院では中絶手術と同時にミレーナの挿入が可能なため、追加の通院や装着時の痛み・不安を軽減できます。 以下は、当院で選択されることの多い避妊方法です。
柔らかいT字型の器具を子宮内に装着し、最長5年間避妊効果が持続します。ホルモンの働きにより、月経痛や出血量を軽減する効果もあり、低用量ピルが合わない方にも適しています。
挿入は術後の検診時にも対応可能ですが、術中の麻酔下で行えば、痛みを感じることなく処置が完了します。
毎日の内服で排卵を抑え、99%以上の避妊効果が期待されます。
副次的に、生理痛の軽減・肌トラブルの改善・月経周期の安定化なども期待できます。
服用は術後10日目以降が目安で、診察を通じて継続可否を判断します。
なお、ミレーナやピルは性感染症の予防効果はありません。
性感染症が不安な方には、定期的な検査をおすすめしています。
中絶手術を受けたあとも、将来の妊娠が難しくなるわけではありません。
とくに当院で採用しているMVA法(手動真空吸引法)は、子宮へのダメージを最小限に抑える吸引法であり、術後の回復が早く、妊娠・出産への影響がほとんどないとされています。 まれに、子宮内膜の癒着や感染によって妊娠に影響が出ることもありますが、これは術前・術後の管理をしっかり行うことで防げるケースが多くあります。 当院では、術後検診時に超音波検査を行い、子宮内の状態を一緒に確認しています。 「次は妊娠・出産を前向きに考えたい」と思われている方にも、体調・ホルモン状態・性感染症の有無を確認することで、より安心して準備を始めていただけます。
将来の妊娠や出産を視野に入れている方には、早めのブライダルチェックをおすすめしています。
当院では、年齢やライフプランに応じた柔軟な検査内容をご提案しており、「はじめての婦人科検診」という方も安心して受けていただけます。 中絶手術のご経験がある方や、将来的な妊娠に不安を感じている方にとっても、自分の身体を正しく知ることは、今後の選択肢を広げる大切なきっかけになります。
特に風疹ワクチンは妊娠中に接種できないため、妊娠前の検査と予防接種が重要です。
また、パートナーと一緒に検査を受けられるペアブライダルチェックもご用意しており、男性側にも感染症や抗体検査を行うことで、妊活への備えを万全にすることができます。 検査結果は医師が丁寧にご説明し、必要に応じて今後の治療や予防策についてもサポートいたします。 「婦人科は初めてで不安」「体調に不安がある」「今のうちに準備しておきたい」そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。
中絶手術は、身体的な処置が終わればそれで完結というものではありません。
再び妊娠したいと思ったときに不安を感じる方や、避妊や体調管理について戸惑う方も少なくありません。
当院では、術後の経過観察や避妊のご相談、今後の妊活に向けた体調管理まで、一貫してサポートできる体制を整えています。
妊娠を考える準備としてのブライダルチェックも含め、将来を見据えたケアをご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。