
ミニピルは「黄体ホルモン(プロゲステロン)」のみを含む経口避妊薬です。
エストロゲンが含まれていないため、血栓症のリスクがほとんどなく、従来の低用量ピルを服用できなかった方にも適した選択肢とされています。
とくに、40歳以上の方、喫煙習慣のある方、授乳中の方、前兆を伴う片頭痛がある方などは、ミニピルであれば安心して内服できる可能性があります。また、月経痛が強くてお困りの方や、トラネキサム酸を服用中の方にもご提案が可能です。
ミニピルは毎日決まった時間に1錠ずつ服用し、休薬期間がないため消退出血(いわゆる月経)が起こりにくくなります。
生理にまつわる痛みや不快感が軽減されるほか、排卵の抑制、子宮内膜の増殖抑制、精子の侵入を防ぐ作用により、99%以上の高い避妊効果が得られます。
当院では、黄体ホルモンを主成分とした「アザリア」を取り扱っており、適応のある方に幅広くご案内しております。
ミニピルは、副作用の少ない薬とされていますが、服用開始から数週間〜3か月ほどは、体が慣れるまでの期間に不正出血や軽い吐き気、頭痛、乳房の張りなどがみられることがあります。
通常は時間の経過とともに落ち着いていくため、慌てずに様子をみることが大切ですが、症状が強い・長引くといった場合には、服用を中断せずにご相談ください。
また、飲み忘れによって避妊効果が下がったり、不正出血が出たりすることもあります。
特にミニピルは「毎日、同じ時間に服用する」ことが重要であり、12時間以上の遅れがあると効果が落ちるリスクが生じます。
生活リズムに合わせてアラームを活用するなど、服用継続の工夫が必要です。
当院では、副作用や服用のリズムに関する不安にも丁寧に対応し、ご自身に合った継続方法を一緒に考えてまいります。
「低用量ピルは飲めないといわれた」「副作用が心配で避妊法に踏み切れない」そんなお悩みを抱える方にこそ、ミニピルはやさしい選択肢となります。
実際に、当院にも「ピルが体質に合わなかったけれど、ミニピルなら使えた」「授乳中だけど避妊は必要」というご相談が増えています。
人工中絶を経験された方で「今は妊娠したくないけれど、また将来は考えたい」という方にとっても、ミニピルは心と身体をいたわる選択肢になり得ます。
当院では、初診時にしっかりと問診を行い、必要な検査や内診を通してミニピルの適応を確認したうえで処方を行っています。
1回のご来院で服用開始まで進めることも可能です。
「まずは話を聞いてみたい」「ミニピルと低用量ピル、どちらが合っているのか分からない」そんな段階でも、どうぞ気兼ねなくお越しください。
当院では、ミニピル(アザリア)の処方を行っております。
中絶手術後の避妊相談をはじめ、年齢や体質を考慮した避妊方法のご提案、生理痛やPMSのお悩みにも対応しています。
ミニピルの処方をご希望の方、中絶後の避妊に不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。