
人工中絶手術を受けたあと、まだ心の整理がついていない状態で再び妊娠してしまう方も少なくありません。
実際、手術後すぐに排卵が再開する可能性があり、術後の性交渉においてしっかりと避妊対策をしておくことは非常に重要です。
その中でも、確実性が高く、長期間にわたり安心できる方法として「ミレーナ(子宮内避妊具)」が注目されています。
当院では、中絶手術時の麻酔下でミレーナの挿入が可能です。 手術と同時に避妊対策ができるため、再通院の手間や装着時の痛みを軽減することができます。
「もう二度と同じ不安を繰り返したくない」という方には、ミレーナが心身ともにやさしい選択肢となります。
ミレーナは、柔らかいT字型のプラスチック製の器具を子宮内に挿入する「子宮内避妊具」です。
ここから黄体ホルモンが少しずつ放出され、子宮内膜の増殖を抑制し、受精卵の着床を防ぎます。
また、子宮頸管の粘液を変化させて精子の侵入を防ぐことで、二重の避妊効果が得られます。
正しく装着されていれば、妊娠率は1年間で0.2%と非常に低く、最長5年間にわたって高い避妊効果が持続します。
服薬が不要で飲み忘れの心配がない点も、日々のストレスを軽減するメリットです。
避妊法として広く知られている低用量ピルと比較しても、ミレーナには以下のような特徴があります。
ピルはホルモンが全身に作用するため、血栓症のリスクや体質による制限がありますが、ミレーナは子宮内のみで作用するためリスクが低く、喫煙者や40歳以上の方にも使用可能です。
1回の装着で最大5年まで避妊効果が続くため、ピルを毎日飲むことに比べ、経済的かつ継続しやすい特徴があります。
子宮内膜を薄く保つため、生理の量が少なくなったり、生理痛が和らいだりする効果も期待できます。
ただし、装着後しばらくは不正出血や下腹部の違和感が出る場合があり、定期的な検診を受けることが大切です。
ミレーナは多くの方にとって有効な選択肢ですが、体質や既往歴、ライフプランによっては適さない場合もあります。
適応の有無は、診察と検査によって丁寧に判断いたします。
ご不安な方も、まずはお気軽にご相談ください。
中絶を経験したことで、身体的にも精神的にも大きな負担を感じた方は多くいらっしゃいます。
その経験があるからこそ、「もう同じ思いはしたくない」と感じるのは当然のことです。
ミレーナは、そんな女性の気持ちに寄り添える避妊方法の一つです。
当院では、術後のタイミングに合わせて装着が可能であり、痛みや不安に配慮した無痛装着(静脈麻酔)にも対応しています。
「避妊のことを誰に相談したらいいかわからない」「ピルが合わなかった」「自分に合う方法が知りたい」
そう感じている方も、どうか一人で悩まず三ノ宮駅前レディースクリニックへご相談ください。